俺の部下は男性恐怖症【文豪ストレイドッグス】

旅行 ページ16

Aside




私「ふぅ……気持ちいぃ……」

中也「そうだな。」

私「な、なんでいるんですかぁ！？」

中也「ん、まあせっかくの新婚旅行で温泉だしな。」


中也さんとの新婚旅行、行き先は大分県にある別府です。

中也さんは国外にと言っていたが、任務もあるしどたばたで国内になった。

今日は任務を遂行して、くたくたの状態で首領の予約した温泉にチェックイン。
どたばたな１日でも、中也さんといれば幸せだと思えた。


今は部屋についている温泉を一人で堪能していた


はずだ。


一人のつもりでタオル巻いてないっ！


中也「あ？夫婦で風呂はいっちゃいけねぇかよ。」

私「そ、そうじゃなくて」

中也「あと敬語。」

私「ふぅっ……ゃ……あ……」

ぐっと引き寄せられて口付けられる。


離してもらうと、目が合う。

よくわからない羞恥により、目を背けてしまった。


私「あっ！」


頬を手で包まれて、無理矢理目を合わせられる。

ふっと中也さんは微笑むと手を離し、口を開いた。


中也「なぁ、俺のこと好きか？」

！？

私「な、何言って……好きですよ……大、好きですど、どうしたんですか？」

中也「いやぁな、本当に俺で良かったのかとか、手前そんなに男に執着するようなやつじゃねぇだろ？逆に離れるし。」

なんだろう、言いたい。

私「な、なにいってるんですか！男の人は怖いけど、中也さんは大好きですってば！」


自分がかなり恥ずかしいこと言ったと認識した頃には、もう口付けられていた。


私「んっぅ……ぁ……」

離れたとき、糸が繋がって、プツリと切れた。


中也「らしくねぇ質問したよな。


愛してる。A。

いやって言ってもどこへだってつれていくからな。」


私「わ、私だって……いやって言ってもどこへだってついていきますよ。」



中也「……敬語」


私「あ、え……きゃっ」



姫だきの状態で脱衣場に連れていかれて、雑に体の水分を拭き取られると、寝台に投げられる。



幸いバスタオルを抱き締めていた。



中也「お仕置きだなぁ？A？」

私「いや、あの、新婚旅行……ですよね？

ってどこ触って、ひゃん！……」






次の日、本部ビルでAを見たものはいないという……((A「え、殺さないでください。」


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中也)山吹桜さん、リクエストありがとうな。
ちょっと遅れてすまねぇ。
またリクエストしてくれよ。

甘くなくてすいません(作者)

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