俺の部下は男性恐怖症【文豪ストレイドッグス】

終幕 ページ49

NOside


ここはポートマフィア拠点のビル



のはずだ。


なぜ部屋の一角で男女二人がいちゃいちゃしているのはさておき。


ここはポートマフィア拠点のビルだ。←


中原「なぁ、いいだろ？一週間我慢してやったんだよ。」

A「だ、めです！確かに一週間の出張は寂しいものでしたが今は駄目です！！
仕事中ですってば！」


いわゆる壁ドン、というもので迫られている少女、Aは顔を真っ赤にして、必死に相手を押し返している。


一方している側の、中原は少しイライラした様子でAに詰め寄っている。


そんな空気を切るように、こんこんというノックが部屋に響いた。


部下「中原幹部、首領が任務について話があるとお呼びだしです。」


中原「あぁ、わかった。」


Aは解放されてふぅ、と息をつく。


A「次の任務ですか？」

中原「あぁ、多分首領のとこ行ったらそのまま任務だ。」


A「いってらっしゃいませ。」


中原「ああ。」


中原は返事をしたあと、Aにちゅ、と口付ける。


中原「いってくる。」

A「……はい。」


Aはまだこういうことに慣れないのは、彼女の性格のせいだろう。


男性恐怖症。


そんなものがあってもいい、と彼女は思ったんだ。

今は唯一愛している男性がいるから。

あとがき？とお知らせ。 8/30追記※絶対読んでください→←七夕

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