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温泉旅行!2 ページ12

中原中也side


ただいま、女性陣待ちに風呂上がりのビール飲んでいる。


俺は間違いなくそわそわしていた。


まさかこんなところでAの浴衣姿が見られるなんて……!


するとエリス嬢の手を引き、こちらに歩くAが見えた。


少し赤くなった頬に濡れた髪、髪は上で纏められてうなじが露になる。


俺は普段無いAの色気にドギマギするのを隠しながら、首領にすみませんと謝るAを見る。



首領「7時から夕食に部屋をとってあるからそれまで各自休憩したまえ。7時になったらここに集合ね。」


首領の言葉にはい、と返事するとみんな解散した。


Aと一緒にエレベーター乗る。

何故か俺たちだけエレベーターが違ったのだ。

俺たちは奇数階、他は偶数階なのだ。


こういうところまで首領にしてやられた、というところだ。



部屋に着くとAは何か思い出したように言う。


A「そういえば先ほどサービスでラムネを二本貰いましたよ。飲みますか?」


と、微笑んで俺にラムネを差し出す。


俺「ん?ああ。ありがとな。」


と、受けとるが、椅子に座るA(ついつい目で追ってしまう。」


Aはラムネを開けて、ぐっと体を冷ますように飲む。


A「ん…………」

艶っぽい喉元に少し漏れた声。

少し潤んだ瞳に……



もう限界だ。


パッとAからラムネを取り上げ机におき、敷かれている布団に押し倒す。


Aがそういうことはするわけがないものの、Aの無意識な行動がいつも俺の理性を限界まで追い詰める。


押し倒した衝撃でほどけた髪は布団に散らばる。


驚いて開いた唇に無理矢理口付けをして、舌を絡めさせる。


A「ふぅっ……んん……らめ……れふ……」


Aは必死に抵抗するが、漏れる声が甘すぎてまだある俺のストッパーを壊すようなものだ。


深く、深く口付ける。


A「んゃっ…………っはぁ」


唇を離すと熱い息が漏れる。


見下ろすAは顔がもっと赤くなっており、瞳が潤んでいるが俺はぐっと堪えてAの耳元で囁いた。


俺「…………続きは夜な。」





7時じゃなければよかったのに。

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紅月ミレー - ドSの中也様滅茶苦茶最高で良かったです(〃・ω・〃) (2022年2月28日 17時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 山吹桜さん» ありがとうございます!雰囲気出せたか心配でしたが嬉しいです!次の作品も是非よろしくお願いいたしますm(_ _)m (2018年7月8日 8時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
山吹桜 - 七夕良かったです!!次も楽しみにしています!! (2018年7月7日 22時) (レス) id: 6d19b82d66 (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - ぬこさん» 私も終わりって気づいたのが入れ替わりの時なんですよね。早すぎて続編も考えましたが太宰さんバージョンを書くことにしました。そちらも是非よろしくお願いいたします!あと、たくさんのリクエストありがとうございました! (2018年7月7日 20時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
ぬこ - 終わってしまうのは寂しいですが…次の太宰さんバージョン!が!ありがとうございます!!! (2018年7月7日 19時) (レス) id: 82432849a7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:コバやん | 作成日時:2018年6月19日 5時

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