姐さんの部下12 ページ14
電車で一駅分乗り徒歩で五分ほど歩いたほどの距離のところにそれはあった。
一見ただの一軒家だが表札もなく太宰が選びそうな雰囲気もあった。
中に入ろうとして鍵がかかっていることに気づく。
まあ蹴飛ばすけどな←
ドォン
すると微かに奥の方から悲鳴が聞こえた。
複数の人間の気配はない。
2階の部屋にひとつだけ鍵がかかっている部屋がある。
おいっ!と声をかけると中からひいっという声がした。
ドォン←
中には手枷をはめられ涙目で怯えた表情のA……
と太宰がいた。
太宰「やっぱり来たね。ちゃんと服のポケットは確認するべきだよ?盗聴機が入っているかもしれないからね。」
やつの言うとおり俺の服のポケットには小さな盗聴機が入っていた。
太宰「さてと……さっそくだけど消えてもらおう中也
と言おうと思ったけどどうやらAちゃんの上司がご到着のようだ。このままでは切り刻まれる。てこどでじゃあね!中也!
あと、また迎えに来るよ。A。今回は楽しかった。」
あいつの話を聞いているといつの間にかベランダまで移動しており、あいつは飛び降りた。下から太宰だ!という声と銃声がしたが多分あいつは捕まらないだろう。
紅葉「A!!」
A「尾崎幹部っ!」
姐さんはAを見るなり抱き締める。
紅葉「すまんかったのう。こんなに怖い思いをさせて、なにもされんかったかえ?」
と話をしているあいだに金色夜叉が手枷をとる。
A「だ、大丈夫でした。わざわざありがとうございます。」
とだけ言ったものの、彼奴の全身が震えているのは姐さんも俺もわかっていた。
_______________________
夜の町を歩く一人の男。
砂色の外套に包帯、先ほどのことなど忘れたように上機嫌だ。
太宰「ふふっ。Aは相変わらず可愛いかった。また会えるといいな……。」
と男は口角を上げるのだった。
__________________
最初のほうから全速力で申し訳ないです!!
364人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅月ミレー - 夢主ちゃんと鏡花ちゃん想いの紅葉さんとドS中也様とヤンデレ太宰治様と森さんとエリスちゃん、滅茶苦茶最高です(〃・ω・〃) (2022年3月4日 15時) (携帯から) (レス) id: a496965e6a (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 麗さん» あーヤンキー……マフィアですからね((( 恐喝……マフィアですから(((( ご指摘のコメントありがとうございます!直しておきます。まだ読んでくださる方がいらっしゃるとは!あ、文才は……手持ちがすくないですwwww (2018年8月1日 19時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 文才を分けてほしい…。ただ、関西人からすると31ページの「顔上げろや」は「や」を取った方がいいように思われます。なんかヤンキーが恐喝してるみたいでムード壊れる…。これからも頑張って下さい! (2018年8月1日 18時) (レス) id: 2019ed93ac (このIDを非表示/違反報告)
コバやん(プロフ) - 低浮上気味イチさん» コメント&リクエストありがとうございます!喜んで書かせていただきます! (2018年6月17日 18時) (レス) id: 699da96965 (このIDを非表示/違反報告)
低浮上気味イチ(プロフ) - この作品すごく面白いです!文才分けてくだs((更新頑張ってください!それからリクエストなんですが…ポートマヒィアでプールとか、お出かけお願いします!いきなりですみません 土下座、 (2018年6月17日 7時) (レス) id: 1e84f774a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コバやん | 作成日時:2018年5月22日 22時