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6話 ページ8

『んで、明日なんだけど…俺と柴乃で事務所に行ってくる』


「え……僕…?」


ユキこと櫻木柴乃。俺達チェーシェエルミタージュの副リーダーである。だが、彼女は人見知りが激しいため、俺達以外にはなかなか心を開かない


『そ。一応リーダー、副リーダーでの挨拶。』


笑って言えば、でも……、と言葉を濁らせる。確かに怖いかもしれない。けど


『大丈夫、俺がついてるから、な?』


顔を覗き込んで優しくいえば、小さく頷いてくれた。最初は俺にも敵意むき出しだったが、今では一番懐いてくれている。


『うし!梨恋〜、明日仕事っけ?』


リンネこと栗原梨恋。彼女はうちのもう1人の歌担当。歌が上手くバンドとして活動中。


「そそ、明日はライブ」


『お、ガンバ。』


おっ、まとめて紹介しようか。レミこと深澤麗。普段はダンスなどをしている。


シホこと志摩李帆。メイクアップアーティストでよくいろんな人をメイクしている。


こんな個性的なメンバーで、俺達はYouTuberをしているのだ。


『おっと…そろそろ帰ろーぜ』


そろそろキョウの同居人帰ってくる頃だしな


『ほんじゃ』


『「お邪魔しましたー」』


そして長い1日は幕を下ろした。

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作者名:愁兎 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年1月17日 7時

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