おっとり系男装少女は皆から愛されている《番外編吉原パロディ》 (ページ11)

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白ひげページ11

「良いかい？
今日の客はとびっきりの···大事や客だからねぇ
何をされても文句は言うんじゃないよ？
いいね？
今回ばかしは睡眠の香も焚かないからね？」

悠雨「そ、そんな···！「文句を言っても無駄だからね？アンタはこのに売られた遊女さ！逆らったりしたら容赦しないよ!!」わ、分かり···ました···」

今日のお客さんはどんな人なのかも全然知らない···

オババさんが言うには···シャンクスさんと同じで四皇の一人で白ひげと呼ばれてる人だと···

それだけしか知らない···

今日ばかしは···自分のハジメテを盗られる事になるかもしれない···

ルフィ···ロー···シャンクスさん···怖い···

ｽｰｯ···

悠雨「は、初めまして···悠雨です···
ご指名、ありがとうございます···」ﾍﾟｺｯ

「オメェが【穢れぬ蝶】って奴か···
確かに···知らないって顔してるな」

そ、そんな顔してた!?

「冗談だ···
悠雨だったな···
酌してくれ」

悠雨「え···？
あ、あの···お酒だけで宜しいんですか？」

「構わねぇ···俺ァ···女の嫌がる事はしたくねぇんだ
テメェは噂通りの【穢れぬ蝶】だ
穢す事はねぇよ」

悠雨「···
あの···白ひげさん···
貴方の···本当の名前は？」

「名前か···
エドワード・ニューゲート
呼びにくかったら白ひげでいい」

悠雨「わ、分かりました···！
では···白ひげさんって呼ばせてもらいます」

白ひげ「グララララララッ!!
オメェは息子達とも仲良くなれそうじゃねぇか」

悠雨「息子、さん？」

白ひげ「近いうちに来るかもな」

悠雨「そ、そうなんですね？
では、その時まで楽しみにしております」

優しい人···

息子さんも居るなんて···

どんな人達なんだろう···？