おこ ページ31
イゾウ「勝手に話を進めるな!俺たちの話を聞いてたか?」
「最後には裏切られるんだよ。何回も信じたけど、そのたびに裏切られた。」
じわ、とAの目に涙が浮かぶ
「期待しないほうが楽でしょ。助けてもらうのを期待すると痛い目に合う。」
マルコ「もう離してやれ」
イゾウに組み敷かれたAは涙を流しながら震えていた
怖くないわけがなかったのだ
勝てない力。過去の痛み。諦めることでごまかしていただけ
「ママもパパも、友達も、だれもっ、、、」
倒された体制のまま、ぐすぐすと泣き始めた
ここにきて初めて見せた弱み
いつもつんつんして、生意気な言葉を吐いていたのは自分を守るため
本当はとても弱い子だった
イゾウ「悪かった、、、許してくれ」
「別にいい、もう、なんでもいい」
マルコ「A、聞け」
「、、、」
マルコ「俺たちはお前を傷つけることは絶対にしない。命を懸けて誓う。」
「うそだ」
マルコ「今は信じなくてもいい。でも、今までお前のことを誰も傷つけてないだろ?」
「、、、、うん」
イゾウ「最後だ。俺たちで最後にしろ。信じてくれ」
「、、、、、、、、、、、、、、、、最後だよ」
マルコ「あぁ」
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きる兄 - おやじが尊い!面白かったです!これからも頑張ってください! (2023年5月4日 17時) (レス) id: 3e75524924 (このIDを非表示/違反報告)
文ストオタクの一般人 - お、終わっちゃった、、、面白かったです (2023年4月15日 13時) (レス) @page42 id: 14fd5e9416 (このIDを非表示/違反報告)
花束(プロフ) - あいさん» こちらこそ、楽しいリクエストありがとうございました!^_^ (2020年5月18日 21時) (レス) id: fd7b05d088 (このIDを非表示/違反報告)
花束(プロフ) - k-roさん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますね! (2020年5月18日 21時) (レス) id: fd7b05d088 (このIDを非表示/違反報告)
花束(プロフ) - ソルさん» どんな話かを言っていただけから書きますー! (2020年5月18日 21時) (レス) id: fd7b05d088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花束 | 作成日時:2020年3月30日 21時