3：デート？ ページ8
雄登「A！」
『ん？あれ、そんな急いでどうしたの？』
雄登「今日数学の先生に用事頼まれちゃってさ、遅くなっちゃうから先に帰りな」
『あぁ、そういう事ね。分かった。頑張ってね！』
雄登「おう！あ、もう正門に迎え来てるかも！」
『は？』
雄登「じゃ、俺行くね！」
『いや、ちょっと雄登！？』
帰りのHR終わり。
いつもはゆっくり来てる雄登が急いで来たから何事かと思えば一緒に帰れないということ。
いや、ここまでは分かる。
何、迎えって。
『はぁ…』
龍我「珍しい。Aがため息なんて」
『そりゃあつきたくもなるよ。』
話しかけてきたのは1年の頃から同じクラスの高身長イケメンバカの佐藤龍我。
龍我「那須？」
『まー、それもあるけど色々？』
瑞稀くんの事件から数日。
ここ何日も青葉高校のメンバーと私と雄登のSNSグループが動いている。
黒高が暴れまくってるらしいから危険。とかいう理由で。
龍我「お前も色々あんだな。じゃ、大昇待ってるから行くわ」
『はーい、じゃねー』
龍我を見送ってから私も教室を出て正門に向かう。
誰が来てるって言うのよ…
？？「おい、A」
『…ん？あ、蒼弥じゃん』
蒼弥「お前遅い」
『私的には早い方だったんだけど？』
正門に行くと、見慣れた制服にずっと昔から変わらない立ち姿の蒼弥がいた。
ということは…？
蒼弥「じゃ、帰るか」
『…お迎えって蒼弥だったの？』
蒼弥「なに、知らなかったの？」
『雄登にお迎え来てるしか言われてないから誰かと思ってた』
蒼弥「俺しか居ねぇーだろ。普通に考えて」
『瑞稀くんとか嶺亜くんとかいるじゃん』
蒼弥「雄登があの人たちにAをまかせる訳無いでしょ。その前に俺が居るんだから。」
そうやってサラッとイケメンな事を言ってすぐに歩き出す蒼弥。
あ、そういえば…
『蒼弥！』
蒼弥「何？」
私が声をかければすぐに立ち止まって、後ろにいる私の方を向いてくれる。
『買い物付き合ってよ！』
蒼弥「は？」
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Rin(プロフ) - えむちゃんさん» コメントありがとうございます！これからも楽しみにしていてくさだい！ (2022年5月1日 23時) (
レス) id: b91e24b9f1 (このIDを非表示/違反報告)
えむちゃん(プロフ) - 続きとても気になります♪♪那須くんとの絡みたくさん楽しみにしてます(*^^*)更新頑張ってください！ (2022年4月26日 12時) (レス) @page14 id: f39b1306e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rin | 作成日時：2022年3月17日 13時
