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ページ20

龍斗side



ガリさんが後ろからバットで殴られた。
でも相手も相当やられていて、力はそんなに無かったのか、ガリさんの意識はあるし、なんならあんまり怪我はしてない。
でも、やっぱり頭を殴られてるから今はまだ立てない。
いや、立たせたらダメだ。


龍斗「ガリさん、今はじっとしてて」

蒼弥「……Aが、」


ふとAの方を見ると、大光の後ろでガリさんを心配そうに見つめていた。


龍斗「大光が居るから大丈夫だよ。それに……」


窓から校庭を見れば、そこに優斗達や黒高は居なかった。
後はここのヤツらだけかな。
まぁ、一瞬で終わると思うけどね。


瑞稀「あれ、まだ居たの?笑」

涼「お前らの先輩達はもう帰ったけど?」


ほらね、後数秒もしない内に終わるよ。


大光「おっせぇな!」

優斗「お前もうちょい頑張れよ」

大光「いやいや、めっちゃ頑張ったから」

嶺亜「Aも無事だね。」

『みんな……』

琳寧「もう大丈夫だからね」

克樹「ちょ、ガリさん大丈夫?」

蒼弥「まぁ…なんとか、」

黎「いいよ、無理しないで」

大輝「後は優斗と大光がなんとかしてくれるから」

優斗/大光「俺かよ!」

龍斗「いつも通りだね笑」


仲間ってこんなにも心強いんだね。
ガリさん、1人でA守ろうとしないでいいんだよ。
俺らにも頼ってね。


黒高「ハァ…ハァ……行くぞ、っ……」


あれから優斗と大光にこてんぱにやられた黒高はすぐに帰って行った。


『蒼弥!!!』


黒高が教室から出た瞬間、ドアの方で大光の代わりに隣に居た瑞稀くん達と一緒に俺とガリさんの近くに来たA。



蒼弥「無事?痛くない?」

『…蒼弥のが怪我してる』

蒼弥「俺はもう何ともないから」


ガリさんは少し頭を痛そうにするも、もう全然大丈夫そうだった。


琳寧「那須が怒ってたよ?」

蒼弥「連絡してくれたの?」

瑞稀「連絡来たんだよ。あいつ過保護だから」

克樹「2人にも連絡来てるんじゃない?」

蒼弥「あ……」

『気づかなかった…』

大輝「あれ那須じゃない?」


こんぴーが校門の方を見ながらそう言ったため、俺らは全員で窓から校門を見た。
そこには制服姿の那須の姿があった。


『雄登…』

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Rin(プロフ) - えむちゃんさん» コメントありがとうございます!これからも楽しみにしていてくさだい! (2022年5月1日 23時) (レス) id: b91e24b9f1 (このIDを非表示/違反報告)
えむちゃん(プロフ) - 続きとても気になります♪♪那須くんとの絡みたくさん楽しみにしてます(*^^*)更新頑張ってください! (2022年4月26日 12時) (レス) @page14 id: f39b1306e8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Rin | 作成日時:2022年3月17日 13時

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