改革スターティン ページ21
No side
ーー鏡舎 翌朝ーー
ザワザワガヤガヤ
生徒1「なんだ！なんだ！」
パ生1「大人しくしろ！！」
学園長「一体何事ですか？！
これ以上は流石に校則違反ですよ！
.
.
.
.
.
フレイ・ロバーツ君」
フレイ『校則違反？
..フハハハハ』
学園長「何を笑ってるんですか、ロバーツ君！
優等生の君らしくない！
今すぐ生徒達を解放するよう自寮の生徒に
言いなさい！
ロバーツ君も空中から降りて下さい！！」
フレイ『パイレツェリア船長のこの僕が？
僕はもう2度と自由を手放しませんよ
たとえ相手が..学園でもね』
学園長「一体、何を言ってるんです？！
早く降りてきて下さい！」
フレイ『ここに集まった諸君!
我らパイレツェリアは'自由'を冠しながら
怠惰していたことを謝罪したい！！』
空中の鳥人が突然声を上げ
皆が耳を傾けた
フレイ『我らの敵はパイレツェリアを阻むもの
自由の敵！すなわち！！
この学園だ！！！』
生徒2「は？」
生徒3「あいつイカれたか？」
生徒4「学園を敵に回すとか無理ゲーでは」
フレイ『私はこの学園のトップに立ち
自由を誇りたい
賛同できない者は荷物をたたむか
戦うか選べ！
賛同する者はパイレツェリアの船に乗れ！』
学園長「ちょ、ちょっと！学園のトップは
現学園長の私ですよ？
クーデターなんてそんな..
いくらロバーツ君でも許しませんからね」
フレイ「トップなら、この俺にも器はある
怠惰ばかりの貴方よりは、ね」
生徒5「確かに学園長って、あんまり
俺らのために動いてくれねぇな」
学園長「トホホ..」
フレイ「将来使わない科目の
宿題やテストは無駄じゃないか？
生徒の個性を数字で測る通知簿は
おかしくないか？
学校とは'自由'が尊重されるべきでないか？」
生徒4「なるほど、一理ありますな」
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作者名：魁鵺 | 作成日時：2022年1月29日 17時
