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1話 ページ2
Aside
でっっっか
荘園ってこんなに大きいんだ
建物に似合った大きさの扉をノックする
反応無し
流石にこの大きさだから分からないか
「はい！なの！」
ひょこっと扉から顔だけ出した女の子
思わず目をそらす
女の子は、私のことを知っているのか快く中に入れてくれた
えっ…ひっろ
女の子について行くとガヤガヤとした部屋の前に来た
「ちょっと待ってて欲しいなの！」
『分かりました』
この騒がしさから言ったら人が結構居るな…
やって行けるかな…もうお腹が痛い
落ち着けない…
ある程度経ってから、入ってきてと声がかかる
扉を開けると大勢の人が居た
案の定…というか必ずこっちを見るよね
視線が身体中に刺さって痛い
女の子が向日葵のような笑顔を見せて
「新しいサバイバーさんなの〜」
といった
私は、みんなに聞こえる声で自己紹介をする
こうゆう場面が一番苦手かも？
『あ、あぁ…コンダクターのAです。これからよろしくです』
よろしくなど暖かい声が飛び交う
いい人達が多いけど、怖い
私が来る為に用意したんだろうパーティーが開かれている
自分で言うことじゃないかもだけど、主役は私だから皆私の周りに集まる
気分が…
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作者名：水花 | 作成日時：2022年6月2日 23時
