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風磨side
君のシチューの味は
俺が物心ついた時にいなくなった
お母さんの味だった。
今でも忘れない、
あの人の声、笑顔、そしてこの味。
風磨：ん、懐かしい…
ふとこぼした声に、
はてなマークがたくさんの君。
そうだよね、俺達まだ出会ったばっかりで
お互い何も知らないんだから。
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A：ふうくんは？1人…なの？
風磨：母親はいない。親父は海外。
A：そうなんだ…
少し重たくなる空気に君は、
変なこと聞いてごめんね？と謝る。
風磨：寂しくはないよ？
A：どうして？
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風磨：大切な人がいるから。
少し驚く君は、
A：じゃあ私こんな所にいたらだめだよ…
と、伏せ目にして言うから、
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風磨：君だよ。
って俺の方へ引き寄せた。
A：でもっ、私達出会ったばっか…
その先を聞きたくなかった俺は
そっと唇を塞いだ。
風磨：言わないで。
覚えておいて、俺はちょっと我が儘なの。
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美海 - この小説とっても面白いです。更新待ってます。 (2016年3月29日 13時) (
レス) id: 5742a4d555 (このIDを非表示/違反報告)
ふまたん中毒?☆(プロフ) - この小説、題名だけで引き込まれて読んでみたら…面白い！続き楽しみにしてます！ (2016年1月6日 10時) (レス) id: 7accf47eee (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 続きが楽しみすぎてやばいです！もしよかったら、私もＳＺの小説を色々書いているので、連載中のものの読者さんになってくださると嬉しいです！ (2016年1月5日 14時) (レス) id: bc7a176764 (このIDを非表示/違反報告)
ハル(プロフ) - この小説、おもしろくて好きです！表現の仕方もとても上手ですごく読みやすいです。更新頑張ってください！応援しています^_^ (2016年1月4日 2時) (レス) id: 4d125a2553 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おから | 作成日時：2016年1月2日 11時
