49.K F ページ49
玉「宏光っ、いかないでっ。」
太輔の背中を追いかけようとしたカラダが止まった。
玉「宏光の心きもちをちゃんと聞かせて…。
でないと俺…もう前を向けない。
独りじゃ…頑張れないよ。」
北「玉…。」
玉の小さな声ことばが
後ろから
心むねに突き刺さった。
玉「こんな風になってしまうと分かっていたはずなのに。
最初から分かっていたはずなのに…
それなのに…っ…ぅぅ…
…それでも、やっぱり…宏光が好き。
ごめんね…宏光。」
北「なんで玉が謝るんだよ…。
玉「だって
北「玉は何にも悪くない。
玉「だって…ぅっ…だって…
北「泣かないでくれよ…。」
ーーーーーーー
F
横「やっと戻ってきたぁー。
宮「どこまで行ってたんだよ。
太「…ごめん。
横「…?
誰の顔も見ずに、隅に座った。
渉が隣に座った。
横「どうした?ミツと玉は?
太「…」
渉は髪に触れながら俺の瞳を覗き込んだ。
横「太輔が苦しくなってる…
太「え…。
横「泣きそうな顔をしてる。
太「…
横「さっきは、意地悪してごめんな。
今夜、やっぱりオレんとこに来てよ。
太「えっ…
横「いい加減…はっきりさせようよ。
オレと付き合うのか、
宏光を求め続けるのか。
今夜、聞かせてよ。もう見ていられないから」
ガタン、
太「渉?
横「オレもちょっと外行ってくるわ。
太「うん…。」
バタン。
仲の良い友人…何でも相談ができる大切な仲間。
俺は渉の事をそう想っていた。
渉の気持ちを知らないわけではなかったけれど…
今夜、その先を考えて答えを出さなきゃいけない。
でも…
さっきの宏光のキスの熱さと
宏光が玉を抱いた事実に
全心が押し潰されそうだった。
太「俺はもう…お前の心ん中には
いないのかな…宏光。」
118人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
KISSFM-KOBE(プロフ) - まほままさん» 只今作成中です…。蒔いた種、どうなるか(´-`).。oOなかなかタイトルまでまだ辿りつけません(p_-)モヤモヤ…すみません(>人<;) (2017年3月30日 6時) (レス) id: 645f1ce462 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - えーっ、えーっ(=xェx=)ちょいちょい、どーなってんのよ?玉も渉サンもグイグイきちゃうじゃん。みっくん困っちゃうね…でもちょっとは自分で蒔いた種的なとこあるよね。ガヤさん、大丈夫かなぁ?ふたりともすれ違うからモヤモヤしちゃうよー! (2017年3月29日 23時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
KISSFM-KOBE(プロフ) - kffkさん» こんばんは。いつもありがとうございます(^^)励みになりますm(_ _)m (2017年3月29日 20時) (レス) id: 645f1ce462 (このIDを非表示/違反報告)
kffk(プロフ) - KISSFM-KOBEさん» 書くのって難しいのでしょうね…、私は書けないのでわからなくて、すみません(;_:)ゆっくり更新でも楽しみにしています。!(^^)! (2017年3月29日 17時) (レス) id: e51ccf8e75 (このIDを非表示/違反報告)
KISSFM-KOBE(プロフ) - kffkさん» コメントありがとうございます^^勝手な想像…有難いですよ泣。いつも、何かの合間にとかでもササッと妄想して書いてしまうのですが、近頃それが出来なくて汗。更新出来なくて本当にすみません(*´Д`*) (2017年3月28日 13時) (レス) id: 645f1ce462 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:KISSFM-KOBE | 作成日時:2016年10月21日 0時