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北「太輔は大切な仲間だから。」
太「…仲間?」
殴られた方がマシだった。
こんな風に宏光の心が離れてしまうなら、
あの時…
何も言わず宏光の手を離した俺を、
なんでなんだッ!ふざけるなッ!って
殴って責め立ててくれた方がよかった。
太「あの日に帰りたい…。」
リビングから出た宏光の残り香が、
俺をまた孤独へと引き込んだ。
去って行く宏光の背中が滲んで見えた。
太「宏光がこんなにも近くにいるのに…ゥッうう…っ
なんで届かないんだよっ…ずっと…宏光を愛しているのに。
…ひろみつ…ひろみ…つ…
ガダッン‼
北「ッ!?
目の前が真っ暗になり意識が遠のいた。
------------------------
ガダッン‼
北「ッ!?」
大きな音がして振り返ると…太輔が倒れていた。
北「おいッ‼しっかりしろっ‼太輔っ‼たいすけッ‼」
抱き上げ、何度も太輔を呼んだ。
太「ひろみつ…?」
薄っすらと瞳を開けた太輔に返事をしようとした瞬間、
太輔は意識を落とした。
北「太輔ッ‼」
とっさに事務所の人間に電話をかけた。
北「もしもしッ!太輔がッ!太輔がッ!
事「北山さんッ、落ち着いてください!」
事務所に太輔が倒れた事を伝えると
すぐに救急車がきた。
オレも乗り込もうとした。
事「北山さんは帰って下さい。後は僕らに任せて下さい。
北「なんでだよッ!
うしろの車から幹部の人間が降りてきた。
幹「北山ッ!お前は残れ、明日仕事だろッ!
北「乗せてくれッ!
救「もう出ますッ、
幹「○○病院へお願いします。連絡済みですので。
救「はい。」
北「一緒に連れてってくれッ!太輔のそばにいたいんだッ‼、離せッ‼」
オレは幹部らにカラダを押さえつけられ、
太輔を乗せた救急車はあっという間に見えなくなった。
北「太輔――ッ‼」
幹「北山ッ‼
北「うるせぇッ!離せよッ‼
幹「いい加減にしろッ‼
バシッ、
北「ッ‼、なんでだよッ!
幹「ちゃんと説明しろッ‼事務所へ来いッ‼」
強制的に事務所の車に乗せられた。
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KISSFM-KOBE(プロフ) - まほままさん» 只今作成中です…。蒔いた種、どうなるか(´-`).。oOなかなかタイトルまでまだ辿りつけません(p_-)モヤモヤ…すみません(>人<;) (2017年3月30日 6時) (レス) id: 645f1ce462 (このIDを非表示/違反報告)
まほまま(プロフ) - えーっ、えーっ(=xェx=)ちょいちょい、どーなってんのよ?玉も渉サンもグイグイきちゃうじゃん。みっくん困っちゃうね…でもちょっとは自分で蒔いた種的なとこあるよね。ガヤさん、大丈夫かなぁ?ふたりともすれ違うからモヤモヤしちゃうよー! (2017年3月29日 23時) (レス) id: de2262a235 (このIDを非表示/違反報告)
KISSFM-KOBE(プロフ) - kffkさん» こんばんは。いつもありがとうございます(^^)励みになりますm(_ _)m (2017年3月29日 20時) (レス) id: 645f1ce462 (このIDを非表示/違反報告)
kffk(プロフ) - KISSFM-KOBEさん» 書くのって難しいのでしょうね…、私は書けないのでわからなくて、すみません(;_:)ゆっくり更新でも楽しみにしています。!(^^)! (2017年3月29日 17時) (レス) id: e51ccf8e75 (このIDを非表示/違反報告)
KISSFM-KOBE(プロフ) - kffkさん» コメントありがとうございます^^勝手な想像…有難いですよ泣。いつも、何かの合間にとかでもササッと妄想して書いてしまうのですが、近頃それが出来なくて汗。更新出来なくて本当にすみません(*´Д`*) (2017年3月28日 13時) (レス) id: 645f1ce462 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:KISSFM-KOBE | 作成日時:2016年10月21日 0時