バラとシレネ。2 (ページ4)

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＿＿＿夕電(せきでん)/夕方のいなびかり。消えやすく儚いもののたとえ。

PM 5:58

Aside

A「＿＿もう6時...最後、この1曲全部通しましょう」

「「「はいっ！/はーい！！」」」

曲に合わせてaquaのメンバーが踊っていく。ライブ近くなってきたしそろそろ最終調整に入んないとな...

界人くんの軽やかさと浅沼さんの歌声、賢章さんの元気なステップにヨシキくんの指先まで華やかなターン。......宏太朗の自分を魅せるダンス。

福澤「...いっせーさんなんでこんなに爽やかな振り付けできるんですか？」
A「プロだからじゃない？」
福「いや俺も」

A「てか自分のところ行きなさいよ」
福「Mayの皆さん休憩中です」

A「...aquaの爽やかさはできる限りなくしたくはないし、...キャラクターの心にある泥臭さなんかも捨てたくはないし。欲張った結果これ」

飲み込みは随分と早いグループだと思う。
シンクロする振り付けがあんまりないからそれぞれで覚えるのは大変だけど。

A「....はい！OKです！皆さん最後にいい動きしてましたよ。さすがです」

石川「わーーすごい！！褒められてる！！」
浅沼「(この子元気だなぁ)」

A「今日はこれで終了です。お疲れ様でした！」

中「Aさーん！」
A「ん？」

中「一緒に写真撮ってもらっていいですか！」
A「いーよー」

レッスンある日毎日こうやって撮ってTwitterにあげてるんですよ〜って言ってたな...今日は私か...

A「ゑ？？？私？？」
中「はい！」

A「私がヨシキくんのTwitterに？？」
中「はい！」

えなにそのキラキラな眼差し。

特に拒否る理由もなく写真撮って、そのままTwitterに。あぁ怖いわ...