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僕は、聞いてはいけないものを、聞いてしまったようだ。
・
「ちょっ、安達さ、」
『今2人なんだから下の名前で呼んで』
「……りょ、いち、さん」
『いい子だね、A』
「〜〜〜〜ッッッ」
・
誰もいないロッカールームに2人、よく知っている声。
1人は面白くて優しい先輩、もう1人は……僕の大好きなひと。
その状況は、音だけで察してしまうほどには分かりやすいもので。
安達さんがそんなことするひとだったのか、とか
Aさんが好きなのは安達さんだったのか、とか
いろんな感情が渦巻いて、まるで足から根っこが生えてしまったかのように、僕はその場から動けなくなっていた。
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きちでーす(プロフ) - 久しぶりの更新、ありがとうございます!続き楽しみです! (2022年3月6日 10時) (レス) @page25 id: 0950913df0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさ | 作成日時:2022年1月20日 16時