宮沢賢治の妹様

番外編part3 ページ29

夢主side
此処はとある喫茶店、女性の心を癒すためにある、安らぎの場所

客1「すみませーん！」今日もお店に声が響いた

貴『はい、どうしましたか？』

客1「貴方じゃなくて！太宰さんをお呼びしたのですけれど？」
よくいるお客様の一人、私ではなく違う人に接客をしてもらいたいとか……

貴『すみませんでした、今お呼びしてきます』そうして店の奥に行った

貴『太宰さん！お呼びですよ』そうするととても面倒くさそうにして立ち上がった

太宰「はーい」そうしてお客さんの所に行った

貴『私は少し休憩……かなぁ』すると関係者以外立ち入り禁止の扉が開いた

誰だろう、と思いながらドアの扉を見ていると

中島「お疲れ様です！」敦君であった
そしてささっとココアを私の分と敦君の分を作った

貴『ありがとうございます！敦君』するとニコッとしていえ、と言った

するとまた扉が開いた、その人は＿＿＿＿太宰さんだった

貴『お疲れ様でした、どうでしたか？』するとめんどくさそーに言い始めた

太宰「あー、ものすごーくめんどうなお客さんだったよ、なんで私のキスを欲しがるのかねぇ？」

そう、ここのカフェは定員さんに頼めばある程度のことはやってくれる

ハグとかね

貴『お疲れ様でした』そう言って珈琲を作ろうと思い席を立った

すると腕を掴まれてしまった
私がわからないような顔でいたからか太宰さんが言った

太宰「いいよ、今は座っていな」太宰さんは本当にとことん優しい人ですね

国木田「今帰った」国木田さんが店の裏口から入ってきた

貴『お疲れ様です！』すると目を見開いていた

国木田「何をしているこの太宰ィィィィィ！」

今の状況
私がソファに座っている(結構長いヤツ)そして太宰さんが私の太股に頭を乗せている

そして国木田君が横で怒っている

です、

太宰「いーじゃないか、今日のお客さんは疲れたんだよ」
すると太宰さんが苦しそうな顔をした

多分私の鎖骨あたりにある傷だろう

この傷は＿＿＿＿私が店を1回辞めたいと思った傷だ

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