2曲目 ページ3
シオンside
〜登校当日〜←早いとか言わない
『眠いよぉ〜』
シオリ「はいはい、」
はぁ、最近シオリちゃんが構ってくれない
(´Д｀)ﾊｧ…
でも、今日から学校に行くことになるんだよね
学校、革命起こったって聞いてるけど
確か………trickster……だっけ？
真(まこ)ちゃんが所属するユニットなんだよね
凄いよね真ちゃん達tricksterは…
めんどくさい事に巻き込まれるのに自分達からその中に入っていくなんて
うん、マジで勇気あるね(いろんな意味で)
シオリ「(姉貴さっきから何ブツブツ言ってんだろ怖っ)」
？なんかシオリちゃんから変な目で見られてるんだけど…………
シオン「シオリちゃん、どおしたの？
変な目で僕を見て………」
シオリ「姉貴、言い難いんだけどさ」
？なんだろ
シオン「なに？遠慮せずに言ってご覧？」
シオリ「さっきからブツブツ小声で独り言言ってるけど周りから見れば不審者だし…………キモイし、怖いよ？姉貴」
シオン「シオリちゃんからこんな言葉が出るなんて…………僕ショックで倒れそう」
シオリ「だから言い難いんだけどさっていったんだよ」
な、なるほど、シオリちゃんは僕がこんな事になるのを防ぐ為に『言い難いんだけどさ』なんて事を付け加えてくれたんだ
何だかんだ言ってやっぱり
シオン「シオリちゃんは優しいね」ｷﾞｭｯ
シオリ「ちょっと姉貴！人前で抱きつかないでよ恥ずかしいし熱い！」
シオン「確かに今はまだ夏だからね
今回は許してあげよう」
シオリ「姉貴、学院………ついたよ」
ふ〜ん、なんか周りの雰囲気から変わってなさそうなんだけど
生徒の志は変わってるんだよね？
シオン「そうだね、ついたねシオリちゃん
ふぁ〜ぁ、久しぶりのがっこーだ」
シオリ「だね、姉貴」
シオン「もぉ〜、素っ気なく返さないでよ
僕、ショックだなぁ」
もぉ、毎回シオリちゃんは素っ気なく返すんだから
シオリ「はいはい、早く来ないと置いてくよ、姉貴」
ほらぁ、今回も素っ気なく返された
まぁ、素っ気なく返されるよりも置いてかれる方が嫌だけどねぇ
シオン「あ、ちょっと、待ってよ〜」
まぁ、それでも、シオリが自分の隣にいてくれるだけでも嬉しんだけどね
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作者名：シオン | 作成日時：2016年12月22日 1時
