第三話 ー暴君ー ページ5
問題です。
俺の今の感情を、答えてください。
正解は・・・
鬼が八体もいる…。ヤバいな、どうしたらいい。
俺の体力は少しだが走れる程度には回復した。
これは、走るしか無いだろう…。
俺だって体力は無いが足は速い方だと思う。体力は無いが。
よし、3 2 1で走るぞ…。
3 2 1・・・
今だッッ!!!!
俺は勢いよく走りだした。
と、同時に
「Aーーーーー!!!!!」
俺の名前を呼ぶ声が聞こえた。
・・・この声、この声量、そして一人だけ足音の大きさが違う。
間違いなく、俺を呼んだのは、
「七松先輩いぃぃ!!!?」
絶望でした。
もしかして、あんなイケメン達に追われてラッキーと思った人いる?・・・きっといるんだろうなぁ。
話は戻って俺が最も恐れいる先輩、七松小平太先輩。
七松先輩にされた事は忘れたくても、忘れられない。
何をされたのかと言うと、あれは三年前・・・
「お前が体育委員会に入るAAだな!」
「え?体育委員会に入る…? 違....くわないですけど、違います…?」
正直俺も自分はどの委員会なのか分からなかった。
俺は自分の能力を全ての委員会に使うって言われてるから、つまり俺はこの学園の全ての委員会に入っていると言う事なのか…?だけど一人が入れる委員会って一つだけじゃ無いのか…?だけど学園長先生は全ての委員会に入れって言って…んん?
一人で混乱していると七松先輩が言葉を発する。
「私は体育委員会には二人、一年生が入って来ると聞いたぞ!」
「え?ですが僕、体育委員会だけでは無いので他の委員会にも行かないと…。」
俺がそう言ったら七松先輩が笑顔で言ってきた。
「細かい事は気にするな!」
その時はとても先輩の笑顔が俺には眩しく見えた。
俺にも後輩が出来たら、七松先輩みたいになりたいな、なんて思ってた、次の言葉を発するまでは。
「私は後輩が出来たらずっとやってみたい事があったんだ。」
「お手玉にしてもいいか?」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
こんにちは。作者の氷室アオイです。
思ったより七松先輩との思い出(?)が長くて私も驚きました。
丁度キリがいいかなと思ったので、ここで切らさせて頂きました。
なので、次回は七松先輩との思い出から始めさせて頂きます。
話を終わらせれなくて本当に申し訳ありません。
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氷室アオイ(プロフ) - しゅるさん» コメントありがとうございます!!私では絶対思いつかない、面白そうな内容をありがとうございます!今の話が一段落ついたら書かせて頂きます!リクエストありがとうございます! (2021年12月3日 17時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 今晩は!いつも楽しく拝見しています!リクエストです!六年生と主くんがイチャチャしているのを五年生に見せつけてください!無理のない程度で更新頑張ってください! (2021年12月1日 21時) (レス) @page35 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - うちゅうじんもどきさん» コメントありがとうございます!!うちゅうじんもどきさんの小説、面白くてよく読ませて頂いてます!リクエストありがとうございます!直ぐには書けないかも知れませんが近いうちに書こうと思っています!うちゅうじんもどきさんも更新頑張ってください!! (2021年11月29日 18時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - コメント失礼します!リクエストで是非三年生とのイチャイチャを書いてほしいです…!!この小説大好きでいつもニヤニヤしながら読ませて頂いてます!更新頑張ってください!! (2021年11月29日 0時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!!ご期待に添えるように頑張ります!おっ、応援?恐れ入ります、、、。 (2021年9月6日 8時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷室アオイ | 作成日時:2021年9月4日 2時