第二十五.五話 ｰ虚言ｰ ページ34
唯一の救いであったタカ丸さんも彼らと共に俺の体を擽る。
そんなタカ丸さんは俺の太腿を撫でるように擽る。
他とは違うから逆に変な気分だ。
事の始まりであるい組の二人は俺の耳を弄っているのだろう。
人の耳を弄る人なんて、鉢屋先輩と不破先輩だけだと思ってた。
あの二人の先輩は噛み付くように俺の耳で遊んだが、この二人は愛でる様に優しく扱う。
普段そんな事をしない彼らだから尚更怖い。
ついでに言うと、俺は風呂椅子に座っている。
そこでろ組の二人が膝まづいて俺の足裏を擽り、タカ丸さんが俺の右足側で俺の太腿を擽っている。
あ、足は伸ばされています。
そして俺の腕はい組の二人のそれぞれの片手によって捕まえられ完全に逃げ切れない状態になってます。
足裏、太腿、耳の3つの場所から擽られて感覚が痺れそうだった。
どれ程の時間が経ったのか、分からないが少なくとも
俺が早く風呂に入らなかったら、こんな事には無かったのかもしれない･･･。
少し、嫌大分後悔した。
しかも笑いすぎて声が枯れ始め、少しかすっとした声が漏れる。
これを別の言い方で言うとしたら･･･喘ぎ声？
そのような声を出している様な気がする。
そして体がビクビクと揺れている。
そんな反応が面白いのか、彼らは笑みを浮かべている。
アイドルでは無くてただのドSだと思ってしまう。
「ふ･･･ぅっ、んっ、んぅ･･･っっ！」
流石に同級生の彼らにこんな情けない声をこれ以上聞かれるのは恥ずかしい。
これを切り抜く方法ってあるの？
答えは無い･･･。
無いなら作るしかないよなぁ、
･･･嘘を使うしか、無いか。
俺は意を決して息を吸う。
「あ！髪の毛が更にボサボサになった竹谷先輩が！」
タカ丸さんの手が止まる。
「あんな所にとても掘りがいがありそうな土が！」
綾部君の手が止まる。
「あ！あんな所にユリコちゃんとさち子ちゃんが寒そうにしている！」
田村君の手が止まる。
「厠でばったがふんばった。」
浜君が息を噴き出して手を止める。
「た、平君って凄く優秀だよねー！容姿も美しいし！」
平君の手が止まる。
全員の手が止まった、
よし今だ！
この機会を見逃す訳も無く、俺は走って逃げました。
少し転けそうになったのは、ここだけの秘密です。
あれ？作文？
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氷室アオイ(プロフ) - しゅるさん» コメントありがとうございます！！私では絶対思いつかない、面白そうな内容をありがとうございます！今の話が一段落ついたら書かせて頂きます！リクエストありがとうございます！ (2021年12月3日 17時) (
レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 今晩は！いつも楽しく拝見しています！リクエストです！六年生と主くんがイチャチャしているのを五年生に見せつけてください！無理のない程度で更新頑張ってください！ (2021年12月1日 21時) (レス) @page35 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - うちゅうじんもどきさん» コメントありがとうございます！！うちゅうじんもどきさんの小説、面白くてよく読ませて頂いてます！リクエストありがとうございます！直ぐには書けないかも知れませんが近いうちに書こうと思っています！うちゅうじんもどきさんも更新頑張ってください！！ (2021年11月29日 18時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - コメント失礼します！リクエストで是非三年生とのイチャイチャを書いてほしいです…！！この小説大好きでいつもニヤニヤしながら読ませて頂いてます！更新頑張ってください!! (2021年11月29日 0時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！！ご期待に添えるように頑張ります！おっ、応援？恐れ入ります、、、。 (2021年9月6日 8時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷室アオイ | 作成日時：2021年9月4日 2時
