番外篇 ー悪戯ー ~ハロウィンパロ~ ページ29
「「「とりっくおあとりーと!」」」
「「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞー!?」」
「「お菓子くださーい!」」
「「実戦について教えてください!」」
「「(方向音痴コンビを)(ペットを)(存在を)迷子にさせない方法を教えてください!」」
なんでだぁぁぁ!!!
後半については訳が分かんないし!
いや、そんな所も可愛いんだ、うん。
だけど1番困ってるのは先輩達だよね、ほら戸惑ってるよ・・・あれ?
「はは、菓子を持っていないから悪戯して良いぞ?」
「実戦か・・・今度一緒に行ってみるか?」
「大丈夫、数馬はしっかり存在感があるよ。」
他にもあちこちでそれぞれの委員会での微笑ましい光景が見られる。
ははっ、なーんだ、1番幼いのは俺か。
どこの委員会にも所属していない俺がいても邪魔者だ。
邪魔者はさっさと退場するか、そう思い踵を返そうとした瞬間・・・
「ほら、Aー?」
タカ丸さんの声が聞こえ振り向くと先輩、後輩もが笑顔で俺を見つめる。
その先頭に四年生が両手を広げて待っている。
「兵太夫達の悪戯(伝七は違ったけど)は終わったけどー、Aからの悪戯はー?」
「Aも悪魔の様な格好をしているんだから悪戯ぐらいするんだろう?
このアイドルの私に悪戯するんだから面白いのをするんだな!」
胸の奥がじんと熱くなる。
委員会とか関係ない。俺も仲間なんだ。
悪戯かぁ・・・、
「じゃ、適当に先輩達の忍たまの友、隠しておきまーす。」
「「「やめろ!お前は鬼才と呼ばれる程忍術とかが上手いんだ!探すのに時間がかかるからそれはやめてくれ!!」」」
ここに来てやっとタイトルに触れたんだ・・・
ごほっごほっ!ん゛ッん゛ん゛!!!
失礼しました、何でもありません。
「いーえ、悪戯なんてしませんよ。俺は皆から仲間と思って頂いているだけで幸せです!」
今日はいい気分で寝れる。そう思った瞬間・・・
「A!どうやらとりっくおあとりーとには他の種類があるらしい!」
七松先輩が中在家先輩に聞いたのか四、五、六年生に小声で何か教える。
・・・なーんか嫌な予感。
それより七松先輩って小声で話せれたんだ。
七松先輩から何かしら聞いた先輩達は一気に嫌らしい顔に変貌する。
「 じゃあ次は俺達の番だな。」
そう言い、俺に近づく。
「「「A、Trick yet Treat.」」」
とりっくいぇっととりーと、どこかで聞いた事がある。
意味は確か・・・お菓子いいから悪戯させろ。
第二十二話 ー風呂ー→←番外篇 ー後輩ー ~ハロウィンパロ~
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氷室アオイ(プロフ) - しゅるさん» コメントありがとうございます!!私では絶対思いつかない、面白そうな内容をありがとうございます!今の話が一段落ついたら書かせて頂きます!リクエストありがとうございます! (2021年12月3日 17時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 今晩は!いつも楽しく拝見しています!リクエストです!六年生と主くんがイチャチャしているのを五年生に見せつけてください!無理のない程度で更新頑張ってください! (2021年12月1日 21時) (レス) @page35 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - うちゅうじんもどきさん» コメントありがとうございます!!うちゅうじんもどきさんの小説、面白くてよく読ませて頂いてます!リクエストありがとうございます!直ぐには書けないかも知れませんが近いうちに書こうと思っています!うちゅうじんもどきさんも更新頑張ってください!! (2021年11月29日 18時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - コメント失礼します!リクエストで是非三年生とのイチャイチャを書いてほしいです…!!この小説大好きでいつもニヤニヤしながら読ませて頂いてます!更新頑張ってください!! (2021年11月29日 0時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます!!ご期待に添えるように頑張ります!おっ、応援?恐れ入ります、、、。 (2021年9月6日 8時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷室アオイ | 作成日時:2021年9月4日 2時