第十五話 ｰ接吻ｰ ~久々知篇~ ページ19
問題です。
俺は今、誰に口付けを迫られているでしょう･･･。
正解は・・・
「A、口付けしても良いか？」
「･･･確認するくらいなら･･･、しないで下さいよ･･･。」
久々知先輩でした。
俺は計三人に色々されたんだ。
だから凄く疲れてる。久々知先輩は豆腐にしか興味が無いから関係無いと思ってたのに、まさか久々知先輩も参戦するとは思ってなかった。
だけど俺はさっき断ったんだ。だから久々知先輩はしない。
そう考えただけでも心が軽くなる。
そう思った瞬間、俺の額に柔らかい感触と、"ちゅっ″と言う可愛らしい音が聞こえて来た。
恐る恐る目線を上に上げると目の前には久々知先輩の顎。
肩には左手が添えられている。
右手は恐らく俺の前髪でも上げているのだろう。
前髪が上げられていると言う感覚があった。
目線を下に向けると腹ただしい事につま先立ちをしていない。
そりゃあ俺、後輩だし、先輩の方が身長が高くて当たり前だけど、俺がイラついているのはそこではなく、先輩が少し足を曲げている所だ。
何、俺先輩にとってそんなに身長低かったったの？
そんな事を考えていると、次は頭上から"ちゅっ″という音が聞こえた。
髪の毛に接吻しているのか？
そうすると次は俺に目線を合わせニコッと微笑んだ後、頬、鼻、顎、瞼等々･･･、更にもう少し屈んで俺の喉、肩、鎖骨、手首･･･。
こうも次から次へと淡々と様々な部位に唇を落とされると、尾浜先輩、不破先輩、鉢屋先輩達とは違った様な恥じらいが出てくる。
「せ、先輩？何をそんな･･･んッ！？」
俺が何故そんなにも色んな所に唇を落とすのかと聞こうとしたら、いきなり唇にもして来た。
しかし、尾浜先輩とは違う小鳥が軽く突く様な口付けを様々な角度から何度も何度も。
「ﾁｭｯ･･･楽しかった？」
最後なのであろう、口付けを終えると、心底楽しそうな顔をして聞いてくる先輩。
これはこれで･･･格好良かった･････････かも？
第十六話 ｰ接吻ｰ ~竹谷篇~→←第十四話 ｰ接吻ｰ ~双忍篇~
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氷室アオイ(プロフ) - しゅるさん» コメントありがとうございます！！私では絶対思いつかない、面白そうな内容をありがとうございます！今の話が一段落ついたら書かせて頂きます！リクエストありがとうございます！ (2021年12月3日 17時) (
レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
しゅる - 今晩は！いつも楽しく拝見しています！リクエストです！六年生と主くんがイチャチャしているのを五年生に見せつけてください！無理のない程度で更新頑張ってください！ (2021年12月1日 21時) (レス) @page35 id: 29acc038ba (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - うちゅうじんもどきさん» コメントありがとうございます！！うちゅうじんもどきさんの小説、面白くてよく読ませて頂いてます！リクエストありがとうございます！直ぐには書けないかも知れませんが近いうちに書こうと思っています！うちゅうじんもどきさんも更新頑張ってください！！ (2021年11月29日 18時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
うちゅうじんもどき(プロフ) - コメント失礼します！リクエストで是非三年生とのイチャイチャを書いてほしいです…！！この小説大好きでいつもニヤニヤしながら読ませて頂いてます！更新頑張ってください!! (2021年11月29日 0時) (レス) id: fabe2279e9 (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - はるさん» コメントありがとうございます！！ご期待に添えるように頑張ります！おっ、応援？恐れ入ります、、、。 (2021年9月6日 8時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷室アオイ | 作成日時：2021年9月4日 2時
