第四十一話 ｰ賛成ｰ ページ11
問題です。俺は今どこに向かっているでしょう。
正解は･･･
「はぁ、六年生の事が気になりすぎて実技の授業の壁のぼりで落ちてしまった･･･。」
幸い受け身は取れたものの、まだ肘や腰がズキズキと痛む。
という訳で医務室に向かっています。
最近、六年生が何時もよりに俺に近づいてくるようになって来たのが悩み。
何かしたっけと頭を悩ませるも思い当たる節は全くと言っていいほどに無い。
もしかして、何か企んでる･･･？
嫌、流石にそれは疑い過ぎか。
と、頭の中で考えていると医務室に着いた。
戸を開けようとした時、中から話し声が聞こえてきた為耳を澄ます。
って、これ盗み聞きと言う奴じゃないか！？
流石にそれは宜しくないと思い踵を返そうとすると中からAが･･･、と俺の名が出てくる。
え、俺の話？
気が付けば俺は、縁側に腰をかけていた。
いやいやいや！！これは盗み聞きをしようと企んでいる訳では無くて、ただ、まぁ･･･俺の話なんだったら俺にも聞く権利くらいあるよねという訳！
「･･･という事をしたんだがその時のA、凄く可愛かったぞ！」
食満先輩の声。それに声から気分が高揚している事が分かる伊作先輩のいいねー！と言う声。
六はの二人が話しているのかと思ったがどうやら気配的に後四人はいそうだ。
恐らく今医務室にいる六人は･･･
「A、そこにいるのは分かっているぞ。入ってきたらどうだ。」
先に言われたが、流石六年生。
「気づいていましたか。」
少し笑いながら、戸を開け中に入る。
俺の予想通り医務室にいたのは六年生の六人だった。
「さっきの話、聞いたのか？」
「はい。盗み聞きするつもりは無かったんですが僕の名前が聞こえて、つい･･･。」
食満先輩の質問に俺は正直に答えた。
すると、立花先輩がバレたらしょうがないと言い、俺に話しかけた。
「明日、委員会会議がある。そこで五年生に私達六年とAで睦み合っている所を見せつける予定だった。」
「だった･･･？」
「嗚呼、本来ならAに教えずに行う予定だったからな。聞かれるとは私達も油断していた。取り敢えず先程言った事を明日やってみないか？」
成程、今まで六年生が異様に俺に近づいてくる理由は五年生に見せつけるためか。
目的はよく分からないが六年生の事だがらろくでもない事だろう。
しかし、これは五年生を復讐する機会と見て良いだろう。有効に使わないとだ。
「ええ、勿論。賛成です。」
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あい(プロフ) - ありがとございます🥺 (2022年3月20日 20時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！体調までお気遣い頂き本当にありがとうございます…！！あいさんも、三寒四温の時期ですのでお体を大切にお過ごし下さい☺️ (2022年3月20日 20時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 全員出動楽しみです！！ リクエストこちらこそ忙しいのにありがとございます🥺 ゆっくりで良いので体を大事にして下さいね､､風邪引かないように気をつけてください (2022年3月20日 20時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
氷室アオイ(プロフ) - あいさん» コメント、リクエストありがとうございます！リクエスト無理を言ってしまい申し訳ありません… 忍術学園全員出動！ですよね？ご期待に応えれる様なお話は書けないかもしれませんが頑張ります！今の内容が終わったら即書かせて頂きます！ (2022年3月20日 20時) (レス) id: 1a5681ae5a (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - あ！！ ありがとございます 泣きそうですwww また続き描きますねwww えっとリクエストなんですけど映画を書いて欲しいです！！ 喜三太救出とオオマガトキの話です (2022年3月20日 19時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷室アオイ | 作成日時：2022年1月17日 20時
