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「...あんた、ちゃんと考えてるんだね。安心した」
「あぁ、これからは俺が何としてでも道明寺を守らないと。
元々俺は、そうゆう星の下に生まれて来た。
それが俺の『使命』だろ？」
「そうだね、あんたは『道明寺司』だもんね？
昔はさ、ただ権力を振りかざしてるだけの男だと思った事もあったけど、何だか大人になった？」
「てめぇ..。所々イヤミな奴だな。
そうだな。確かにガキの頃の俺は『権力を振りかざしてるだけ』の男だった。
昔お前に言われただろ？
『偉そうにしてるけど、親の庇護のもと』だって。
『自分で稼いだ事もないくせに、偉そうな事言うな』ってさ。
最近になって、本当にそうだと実感したよ。
俺は今でも親父やお袋の助けがなきゃ何も出来ない。
自分で稼ぐ事も出来ねぇよ。
その点お前はさ、家の経済状況はどうあれ１０代で自分で稼いでたんだよな...。
そう考えると激貧だって、お前は俺らＦ４よりずっと大人で輝いてたよ。
だから今度は俺も、そうなろうと思う。
一生懸命働いて勉強して、早く親の助けがいらない位になって、お前のように誰からも『世界の道明寺司』って言われるようなそんな経営者になりてぇ」
「今のあんたなら、なれるんじゃないかな？
その気持ちをずっと忘れなければ...ね？」
「あぁ、忘れねぇよ。
なぁ牧野、もし俺が会社を立て直したら、もう１度俺と一緒に...仕事してくれるか？」
道明寺は真剣な顔をあたしに向けた。
冗談ではないと目が語っている。
「うん、いいよ。でも、あと何年かかるわけ？
その頃はあたし、結婚してるかもしれないじゃない？あんたは類が嫌いでしょ？
もしかしたら、その類と結婚してるかもしれないよ？」
あたしは、道明寺をランチに誘った本当の理由。
『類』の話を持ち出した。
早く、仲直りして欲しいから...
「類..か...」
道明寺は類の名前が出た途端、表情が暗くなった。
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うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2022年1月11日 15時) (
レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ(プロフ) - 初めまして、とても面白くて一日で全話読んできました。色々大変かとは思いますが更新楽しみにしています。 (2021年12月10日 18時) (レス) @page4 id: df7faafefb (このIDを非表示/違反報告)
r.s(プロフ) - とても面白い作品です！！更新楽しみにしています！！ (2020年8月9日 4時) (レス) id: f0dda2e9a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ す か 。 | 作成日時：2020年5月10日 13時
