372.正門side ページ22
372.
《正門side》
正門｢作ったら鍵閉めて帰るから今日だけ鍵借りていい？鍵はすぐにポストに入れとくから｣
A｢…うん。そこの引き出しに合鍵入ってるから…それ使ってくれる？｣
Aが指さした引き出しを開けて、｢これ？｣って鍵を出してAが｢うん｣って言ったからその鍵をポケットに入れた
A｢ごめん…寝ててもいい？｣
正門｢うん」
A｢…正門くん…｣
正門｢ん？どうしたん？｣
A｢…ありがとね…｣
…｢泊まっていって｣とか｢一緒にいて｣とかは言ってくれへんねんな…
そうやよな。今日の朝まではっすんと一緒にいて愛されてたんやもんな…
キッチンを借りてお粥作って…
Aの顔見てから帰ろうとベッドのそばに行ったらスースーと寝息立てながらよく寝ていて…
おでこに手を当てたらまだ熱くて心配やけど…
「また来るからな｣
って頭を撫でて…
帰ろうと靴を履いていたらポケットに入れていた携帯が短く鳴って...ポケットから出して画面を見たら…はっすんからメール…
Aのことが心配でメールしてきたんやと思ってメールを開いて、見たら…
"今 大阪帰ってきたんやけど明日会える？ごはん行かん？"
って。
…どういうこと？っていうかはっすんは何を考えてるん？…
履いた靴をまた脱いでAのそばに行ってAの頬に手を当てて...
正門「A 大丈夫やで。俺がそばにおったるからな」
Aは目を開けて…でも熱でボーッとしてるみたいで俺の手を熱をもった熱い手で弱々しく握ってニコッと笑って...
A「...来てくれたんだ。嬉しい。忙しいのにありがとね…」
…俺のことはっすんやと思てんのかな…
Aがはっすんのことこんなに求めてるのになんではっすんは今 大阪にいるのに会いに来ないん…
俺ははっすんにここにすぐに来るように言おうと携帯を手にとって…メールを送信して…
正門｢…A、メールしたからはっすんすぐに来てくれると思…｣
Aは少し体を起こして俺の首に腕を回して俺の身体を引き寄せて…
俺の身体を引き寄せたままAはベッドに倒れて…Aと俺の唇は重なって…
あかんのはわかってるけど、Aとのキスはいつもそう…一度触れてしまうともっと欲しくなる…
俺はもう少し深く唇を重ねて…
…Aの口の中…熱っ…
…でも…
このままずっと重ねていたい...
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音香-otoka-(プロフ) - ほしさん» ほし様 読んでいただきありがとうございます！コメント嬉しいです！ありがとうございます！ (2022年1月6日 9時) (
レス) id: e9df3dd604 (このIDを非表示/違反報告)
ほし - いつも更新楽しみにしてます！大吾くんと元に戻れますように！ (2022年1月6日 9時) (レス) id: eb9e318007 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音香-otoka-
| 作成日時：2021年12月30日 23時
