元ポートマフィアの“ 姫 ” は光へ進む【文豪ストレイドッグス】【文スト】【太宰治】【中原中也】 (ページ11)

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捌話敦トポートマフィアページ11

先程、敦くんが初仕事に行きました…が、不安でしかない…

治さん曰く、あの金髪の方はポートマフィアの人だそうです。しかも、僕(やつがれ)くんの部下…

中々手強そうですね…

あ、後少し前から治さんが盗聴しながら「心中は〜1人では〜出来ない〜♪」と、私の方を向きながら歌っているのですが、、、、私はどうすれば良いのでしょうか？

貴「…心中はしませんよ、、？」

ボソッと呟いて治さんの指示を待つ。
どうやらさっきの事は聞こえていない様だ。

太「……ﾁｪｯ」

……ん？んん？？？ゑ？

え、聞きましたか？皆さん

「ﾁｪｯ」って云いましたよこの人！！

そんなに私と心中したいのですか？！

中也さんの顔を最後に見てないので死ねませんね…←

貴「……治さん、何回云ったら分かるのですか…」

太「………」

あら、拗ねてしまいました。

貴「責めて幸せになってから死にたいですねぇ…」

太「分かったよ、、じゃぁ、私が(夢主)の事を幸せにする！コレで解決だネ！」

いや、言っている意味が一寸…←

太「えぇ〜そんな事思わずに…私は(夢主)の事を沢山幸せに出来るよ？」

エ、エスパーですか？

貴「……幸せに、出来る、、？」

太「あぁ、沢山」

そう云いながら私を至近距離で見つめてくる治さん

その目は私をハッキリと映していて目が離せなかった。

段々近くなってくる顔。

少しでも動こうとすれば当たってしまう。

やがて、鼻が付く寸前になった時

　【ドォォォォォン！！！！】

盗聴器から発砲音が鳴った。