4話 ページ7
そして、その30秒後…
「やっほ〜!あれ、Aここに居ると思ったんだけど…あ、もしかして逃げちゃった?酷いねぇー、こんなGLGの先生から逃げるなんて!」
「(本当に来た…)」
本当に五条が来ていた。そして五条を乙骨は少し引いていた。
一方その頃・保健室では
ガラッと勢いよく保健室の扉が開く。
だが家入はビクともせずに、Aだろうと何時もの様に「お〜」と、言った。
「硝子さん!来ました!」
と、まるで子犬の様に目を輝かすA。
彼女は家入の事を気に入っており、同時に尊敬している。
「んで、どうしたんだ?A」
「ん〜、会いに来ただけです!」
「なんだそれ 笑」
何時もと変わらないAに家入はふっと笑って頭を撫でるとAにあげようと思っていた飴をポッケの中から取り出し袋を開け、Aの口の中に放り込む。
「?これ、レモン味ですか?」
「あぁ、お前最近ちょっと喉枯れてんだろ。やるよ。」
「ありがとうございます!硝子さんと話してたら元気出たんで授業行きますね!」
「おー、行ってら。」
と、笑顔で出ていくAに家入は片手を上げそう言った。
毎回毎回Aと話しているとこっちまで元気になるそうだ。
Aが教室に着き、入ると「Aギリセーフだ」と笑みを浮かべて言う真希と「危なかったな」と言うパンダ、「しゃけ 高菜!」(うん、大丈夫!)と手で丸を作る棘。
「良かった〜…」
3人に大丈夫と言われ、安心していたAに「ツナツナ」と、狗巻が話しかけた。Aは「どうしたの?」と聞いた所、髪型が崩れている。と棘が言った。
そう言われ、髪を解いたAは棘に愛用の髪留めを渡して、
「棘くん、結んでくれる?」
と言うと、
「しゃけ!」
と、狗巻はグッドサインをして言いAを椅子に座らせると編み込みに結び始めた。
それを見ていた真希は「意外と上手いな。」と言った。
すると、パンダが言った。
「真希、棘に嫉妬してんのか?」
「ちげーよ!なんでそうなんだよ!」
真希は少し耳を赤くしながら否定した。
パンダはやっぱりしてんのかよ。と思ったが、それは流石に言わないでおこうと思い、代わりに「そうか?」と言った。真希はすかさず「そうだよ!」と言うが説得力は全く無かった。
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? - 乙骨くん落ちがいいです…! (2022年9月11日 11時) (レス) @page40 id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 五条悟オチで希望します。お願いします。 (2022年6月5日 10時) (レス) @page11 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
カルミア(プロフ) - プスメラウィッチさん» 暖かな応援ありがとうございます。五条先生落ちの件ですが、まだ決定的に五条先生落ちにする事が出来ません…投票の形で私は決めたいと思いますのでその際はよろしくお願いします。 (2022年6月5日 0時) (レス) @page21 id: 6012745a6d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - カルミアさん、この小説は初めまして、できれば五条悟オチでお願い出来ますか?更新頑張ってください。応援しています。 (2022年6月4日 17時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
kei 328 - 更新がんばれ!ファイト! (2022年3月21日 21時) (レス) id: 8861eabc9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルミア | 作成日時:2022年2月6日 1時