11話 ページ14
そこから、私達は必死に模擬戦を繰り返した。
【 乙骨 対 A 戦 】
「開始!!」
パンダの声が響き渡る。
するとAは目を閉じてその場に立ったまま動かない。
乙骨はこれはチャンスだと思い、攻めた。
「(よし、行ける!!)」
乙骨は真希とは違い、Aは細くあまり筋肉のついていないような見た目なので油断していた。
すると、Aは片目を開いて乙骨の振り被った竹刀を足で防いだ。
「えぇぇ?!(嘘でしょ!!)」
「あははっ、成長早くて驚いたよ!」
彼女は笑って言うと、竹刀を持ち素早く振る。それを乙骨は防ぎ、また隙なく攻撃する。
「(隙がない!けど、真希さんと戦い方が似てる!!)」
「(これなら…!!) ふっ、」
乙骨は真希の体制を崩した時のように振る。
だが、Aは手を地面に付き足で振り払った。
その時、乙骨の竹刀が宙を舞った。
「え、嘘?!竹刀が!!」
乙骨が竹刀に目線を向けていると、Aは足を引っ掛け体制を崩し、倒れた乙骨に馬乗りになり自分の持っている竹刀を乙骨の喉に向けた。
「はい!勝負あり〜!」
「え、」
乙骨が何が起きたと言わんばかりに目を見開いて「え、」と戸惑って居るとAは「おーい?」と頬をつんつんして立ち上がると、「里香ちゃん、お願いね!」と言った。
『はぁァ"イ』
「え?!里香ちゃん?!」
何とAが頼むと本当に里香ちゃんが出てきた。
乙骨はまた訳の分からなくなり、ついには放心状態になった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
A達は休憩中に話していた。
「Aちゃん、真希さんと戦い方同じかと思ってたんだけど…」
乙骨が話し出す。それに真希が言う。
「あぁ、Aは小せぇ頃から私と鍛えてたから似てんだ。あとはコイツはあの
「え、五条さんから?」
「うん、私の家さ結構御三家との関わりがあって…特に、禪院家は親戚なんだ〜。五条家は私も珍しい目を持つからって五条さん直々に目の使い方とか、体術とかを教えて貰ってたんだよね。」
「へぇ〜!」
「なになに〜?僕の話してるの〜??」
「わぁぁっ!!」
急に五条が現れた。
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? - 乙骨くん落ちがいいです…! (2022年9月11日 11時) (レス) @page40 id: 16f178a420 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 五条悟オチで希望します。お願いします。 (2022年6月5日 10時) (レス) @page11 id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
カルミア(プロフ) - プスメラウィッチさん» 暖かな応援ありがとうございます。五条先生落ちの件ですが、まだ決定的に五条先生落ちにする事が出来ません…投票の形で私は決めたいと思いますのでその際はよろしくお願いします。 (2022年6月5日 0時) (レス) @page21 id: 6012745a6d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - カルミアさん、この小説は初めまして、できれば五条悟オチでお願い出来ますか?更新頑張ってください。応援しています。 (2022年6月4日 17時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
kei 328 - 更新がんばれ!ファイト! (2022年3月21日 21時) (レス) id: 8861eabc9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カルミア | 作成日時:2022年2月6日 1時