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朝8時、控えめなノック音が響き渡る。
「――兵長、お、おはようございます」
緊張しているのかかすかにふるえている声から、ドアの前に立っている人物を特定する。
「……ドラグナか」
昨夜Aにしばらく顔を見せるなと言い、代わりの秘書を遣わすと言っていた。
なるほど、ドラグナに頼んだのか
「副兵長に頼まれ、しばらく兵長の秘書として務めさせていただきます」
「……あぁ、その話は聞いている。 入れ」
リヴァイの了承がおり部屋に入ったシーナは、リヴァイの顔を見て改めて敬礼をする
「俺はシャワーを浴びる。 その間にコーヒーを用意しておけ」
「はっ、かしこまりました」
リヴァイはかすかに重い腰をあげ、シャワー室に向かう。
そうだ、これは俺が望んだこと、Aは命令に従っただけ。
リヴァイは昨夜から寝れていない。
朝になれば昨日と何も変わらず、Aの顔が見られるんじゃないかと思っていた。
「貴方の秘書なんて、私以外勤められるわけないでしょう」なんて言って、不愛想に俺をおこしに来るんじゃないかと、密かに期待していた。
「……はぁ、俺らしくないか」
シーナ・ドラグナ、彼女は確かAと同期の兵士だ。
実績も申し分ない、とAが言っていた気がする。
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名無し(プロフ) - 花音Kanonさん» ありがとうございます。これからも完結に向けて更新していきますので、最後までお付き合いいただければと思います:-) (2021年1月4日 13時) (
レス) id: 42a95bc79e (このIDを非表示/違反報告)
花音Kanon(プロフ) - 名無しさん» いえいえ！めちゃくちゃ面白いです！好きです！ (2020年12月31日 13時) (レス) id: 43556f048a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 花音Kanonさん» ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました:-) (2020年12月31日 10時) (レス) id: 42a95bc79e (このIDを非表示/違反報告)
花音Kanon(プロフ) - 秘書って書こうとしたんですかね…？遺書になってます！ (2020年12月30日 9時) (レス) id: 43556f048a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 駒田針さん» ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました:-) (2020年11月22日 4時) (レス) id: 42a95bc79e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2020年9月24日 11時
