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4人の元から離れたAは、日陰で伸びている一人の兵士に声をかける
「――――疲れましたか、エレン・イェーガー」
声に飛び起きたエレンはAの顔を見た後、一瞬眉間に皺を寄せてから
「……えっと、A副兵長……どうかしましたか？」
「どうでしたか、今日の訓練は」
質問に質問を返された上に、相手がAということもありエレンは言葉に詰まる
「私と話すのはまだ慣れませんか？」
「い、いえ……！！ そんなことは……」
顔に「イエス」と書いてある。
無理もない、エレンとAが会話をするのはこれがほとんど初めてのようなものなのだ
エレンはある日を境に急遽リヴァイ班に加わったまだ新米の兵士。
訓練兵として2年間身を置いていたと言っても、まだ右も左もわからない子供だ
しかもいきなりリヴァイ班という調査兵団の中でも最強のメンバーの中に入ってしまったのだ
Aはほとんどリヴァイの隣にいるが、エレンがリヴァイ班に加わってからは訓練に参加していない。
少し離れたところで観察するかのようにただ立っているだけ
訓練が終わればすぐにリヴァイやハンジたちと去って行ってしまう
(何考えてるかわかんねぇから怖いんだよな、この人)
「巨人化の実験でも感じていましたが、エレンは感情的になることが多いようだ」
「ウッ……」
「挑発を受けた時、ほとんどと言っていいほど相手になぎ倒されていましたよ」
――――――――――――――――
＊補足説明＊
原作ではエレンがリヴァイ班に加わった後はほとんど他の兵士たちと訓練することはありませんでしたが、ここでのお話では
エレンは巨人化することが判明しリヴァイ班に加わり、監視対象として生活してきたが、現在では巨人化のコントロールがある程度できるようになり、こういった合同の訓練のみ他の兵士たちと一緒にするようになった、という風な感じです。
そのほかの補足や説明できる部分が本編中にて解説いたします。
あくまで『二次創作』としてお楽しみいただければと思います。
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名無し(プロフ) - 花音Kanonさん» ありがとうございます。これからも完結に向けて更新していきますので、最後までお付き合いいただければと思います:-) (2021年1月4日 13時) (
レス) id: 42a95bc79e (このIDを非表示/違反報告)
花音Kanon(プロフ) - 名無しさん» いえいえ！めちゃくちゃ面白いです！好きです！ (2020年12月31日 13時) (レス) id: 43556f048a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 花音Kanonさん» ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました:-) (2020年12月31日 10時) (レス) id: 42a95bc79e (このIDを非表示/違反報告)
花音Kanon(プロフ) - 秘書って書こうとしたんですかね…？遺書になってます！ (2020年12月30日 9時) (レス) id: 43556f048a (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - 駒田針さん» ご指摘ありがとうございます。修正させていただきました:-) (2020年11月22日 4時) (レス) id: 42a95bc79e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2020年9月24日 11時
