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5年前――――
調査兵団の兵士長として就任してしばらく経った頃だった。
その日は久しぶりの休養日。
街の様子を見るついでに、散策をしていた時、俺たちは出会った。
「――――気色わりぃな！！ こっち来んなよ！！」
野太い怒号がリヴァイの耳に入った。
「こんな街中で喧嘩か？」
「なんだなんだ？」
声の発する方にはもう既に人だかりができている。
リヴァイも倣って人だかりの方に行けば、ガタイの良い男が何かに罵声を浴び続けていた。
真っ白い何か
――――いや、あれは人か
そこには色白い肌に白髪の、なんとも珍しい容姿をした少女が倒れていた。
おそらくあの男に蹴飛ばされたのだろう。
少女は微動だにしない。
「……おいおい、死んだんじゃないのか？」
「あんなやせ細って布切れみたいな服……、ありゃ孤児だぜ」
「奇病か……？」
「う、移るんじゃねぇか……？」
野次馬はひそひそと話すが、男は頭に血が上っているのか更に少女に手を出そうとする
だが
「趣味の悪ぃもん見せてんじゃねぇよ、こちとら折角の休養日だぞ」
それをリヴァイが阻止する。
「げっっ……！！？！？ あんたは……」
「わかったらさっさと消えろ。」
削ぐぞ
リヴァイの睨みにひるんだのか、男は尻尾を巻くように逃げて行った。
そしてリヴァイの――調査兵団兵士長の存在に気が付いた野次馬も、気が付けば街の中に消えていた。
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淡花 - とっても面白いです。私、この物語大っっ好きで何度も読んでます‼️ (7月14日 22時) (
レス) @page4 id: e201eaadad (このIDを非表示/違反報告)
柏井彫刻(プロフ) - 光華さん» 紅茶だと、この作品で大事にしているものと会わない気がして……。「苦み」がほしかったので、紅茶ではなくコーヒーにしています！！ (2020年2月14日 9時) (レス) id: 8ca919e957 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 質問です！何で紅茶じゃないんですか？ (2020年2月13日 22時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
柏井彫刻(プロフ) - 光華さん» コメントありがとうございます！！これからも更新していきますので、お時間ある際に楽しんで頂けたらと思います(●´▽`●) (2020年1月26日 1時) (レス) id: d2a0784c62 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年1月25日 23時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2020年1月24日 14時
