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それからの日々は嵐のように過ぎ去っていった。
前回の壁外調査の成果、課題を洗い出し、研究し議論し、たまに休み――――
次の壁外調査の日になった。
午前6時
いつもと変わらない時間に起床し、いつもと変わらず朝の訓練に向かうA
壁外調査への出発は午前10時
8時には兵長を起こしに行かなければいけない。
Aは訓練の中で、過去を振り返る。
「――――守りたい奴らがいる、それだけだ」
そう答えたリヴァイの顔を思い出す。
あの時私は、寂しいと思った。悲しいと思った。
何かを守っている人を、守ってくれる人はいるのか、と。
私は今まで誰にも守られないで生きてきた。
そして守らないで生きてきた。
そんな私の腕を掴んでくれた人。
「リヴァイ兵長」
彼は人類最強と謳われている。
事実、兵長の右に出る者はいないだろう。
それくらい強い。それくらい圧倒的なのだ。
きっとみんな思っているだろう。
兵長なら大丈夫、兵長なら一人で巨人と戦える。
でも本当にそうだろうか？
人は一人で戦えるのだろうか？ 生きていけるのだろうか？
私も最初は一人で生きていけると思っていたし、実際にそれで何とか生きてこれた。
でも、あの人に出会って、あの人の強さに触れて
違うと分かった。
彼も同じ人間だ。
ハンジ分隊長や、エルヴィン団長
私より強い人はたくさんいる。
でも、彼らにも部下がいる。 守る物がある。
兵長に何かがあったとき、真っ先に飛んでこれないかもしれない。
そう思った時、ふと、自然に。
それが当たり前だったかのように、答えが降りてきた。
私が守ればいい。
それから、今まで以上に訓練に集中した。
調査兵団の一員として働き、3年前ついに彼の横に立った。
「――――ふぅ」
今回の壁外調査も変わらない。
兵長を全力でお守りする。
Aは訓練を終え、自室に戻る。
シャワーを浴び、いつも通り兵長を起こしに行く。
いつもと変わらず
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淡花 - とっても面白いです。私、この物語大っっ好きで何度も読んでます‼️ (7月14日 22時) (
レス) @page4 id: e201eaadad (このIDを非表示/違反報告)
柏井彫刻(プロフ) - 光華さん» 紅茶だと、この作品で大事にしているものと会わない気がして……。「苦み」がほしかったので、紅茶ではなくコーヒーにしています！！ (2020年2月14日 9時) (レス) id: 8ca919e957 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 質問です！何で紅茶じゃないんですか？ (2020年2月13日 22時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
柏井彫刻(プロフ) - 光華さん» コメントありがとうございます！！これからも更新していきますので、お時間ある際に楽しんで頂けたらと思います(●´▽`●) (2020年1月26日 1時) (レス) id: d2a0784c62 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2020年1月25日 23時) (レス) id: e4678e2dff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名無し | 作成日時：2020年1月24日 14時
