お還り下さい天女さま！２【忍たま】

救世主 ページ9

向かってくる寸鉄を避けたところで万力鎖が飛んでくる

当たってたら頭蓋骨が大変なことになってた…


一瞬たりとも油断してはいけない


少しでも気を緩めたらやられる




鉢「どうした？手も足も出ないか？？」




そう、手も足も出ない

出せない


四年生のように傷つけずに元に戻す策が五年生にはまだ無い


ノープランってやつ

だからどうすることもできないのだ


怪我を負わせたく無い、だが抵抗しなければ命がない


逃げ切るしかない



竹「くノ一六年の実力もこんなものか」


貴「…っ！」


今の言い方はくノ一教室のみんなもバカにされた気分だ


『そんなことない』


言い返したいけど…言い返したところでどうにもできない




尾「まさか、手加減してるんじゃないだろうな。」


兵「そう思うと腹がたつな」


調子にのるなと言いながら武器を振りまわし攻撃して来る


貴「はぁ…はぁ…っ」


流石に鬼ごっこをした後の戦闘はつらい


貴「！やばいっ…！」


跳び上がったところで向こうが追いついて来た

あっという間に同じ高さまで跳んできて

足を掴まれ地面に叩きつけられてしまった


貴「がっぁ…！！！」



まずい

体がもう動かない



鉢「あっさりだったな」


足が疲労のせいで痙攣し始めた

もう立ち上がることができない

このままじゃ死ぬ…っ









？「みんな待って！！！！」




声の主は息を切らしながらこちらにかけてきて、あたしに背を向けて立ち両腕を広げた

それは印地使いの彼だった



雷「もうやめてよ！！！」


兵「雷蔵…どういうつもりかな？」


兵助が睨みながら問う


雷「…みんなが間違ってるよ。A先輩が正しい。」


竹「間違ってなんてねぇよ」


雷「いいや…間違ってるさ！」


鉢「雷蔵…どうしちゃったんだよ本当に…！」


三郎は雷蔵のことを心配しているようだった
妖術にかかっても2人の仲は変わらないんだなぁ


雷「僕…目が覚めたんだ…悪い夢から」


竹「悪い夢？」


雷「そう…大切な人を傷つけてしまう、悪い夢だよ。」

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この間アニメイト行ったら忍ミュのチラシありました。幸せでした。

(中途半端なとこで切ってしまいすみません)

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