お還り下さい天女さま！２【忍たま】

へにゃへにゃ ページ25

貴「も〜〜…ほんっとめんどくさい…」


あれからどれくらいたったか

霜村Aは未だ課題と格闘中です


貴「なぜここまで時間がかかっているかというと、途中意識が飛んだり、お手玉をしたりと余計なことばかりしていたからです。」


本来半刻もかからないはずなんですけどねおかしいな←

どんだけ遊んでんだほんと
そろそろ真面目にやらなきゃ間に合わない…



貴「ちくしょぉ…無理だぁぁ…集中がそっちに向かないぃぃ…」


と言いながらもお手玉をしています

反省の色0☆


貴「とかやってる場合じゃない本当に集中しなきゃぁ〜〜…」


やらなきゃいけないが集中できない

もどかしくて死にそうだ

だらけた手で筆をにぎる



机に突っ伏していると外から再び呼び出しの声が聞こえた


新野先生だった


貴「どうかしましたか？」


新「滝夜叉丸君が目を覚ましましたよ。」


貴「！！！」


あたしは筆を放り投げて医務室へ向かった

課題なんかしてる場合じゃない

廊下を駆け抜けた






スパーーーーンッッ！！！


貴「ハァ…ッハァ…ッ」


肩で息をしながら勢いよく障子を開けた

滝は上半身を布団から起こし、四年のみんなと話をしているところだった。


滝「あ…A先輩…？」


貴「！！！」



嬉しさのあまり駆け寄ってギュッと引き寄せた


貴「よかったぁ…」


安心したら力が抜けた


滝「先輩…この度はご迷惑をおかけし、本当に申し訳ありませんでした…。」


貴「ほんとだよ…っ…全く世話焼かせるんだからぁ…」


体に力が入らない
足もへにゃへにゃだ


新「おやおや、Aさん。疲れが出ているようですね。このままでは身体がもちませんよ。少し休んだほうがいいでしょう。」


貴「ふへ〜…力が抜ける〜…」


滝「先輩大丈夫ですかっ？！」


貴「気にすんな〜…ちょっとお疲れ気味なだけだよ」


新「部屋に戻って今日は布団に入っておきなさい。夕食になったら起こしに行くよう、山本先生に頼んでおきますから。」


貴「はいぃ…」


新「滝夜叉丸君と話をするのは明日にしましょう。そのほうが話をしっかりと聞けますよ、きっと。」


貴「は〜〜い…」


ヨロヨロとした足取りで部屋へと戻ってそのまま布団にくるまり目を瞑った


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更新速度が遅くなってしまいすみません！

そして、お気に入り登録100人、8000hit越えありがとうございます！！
嬉しい限りです…！(*^o^*)

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