スパイ、平和に暮らしたい。 【外見至上主義】

移動と心理戦 1 ページ18

なぜ私が 第2子会社に＿＿＿＿＿＿＿＿？！
しかも結城が迎えに来るとは思わなかったーー！！

現在、車の中です。

『…』

いやあ何も話すことないんだけどどうしようかね

結城｢ 驚きましたよ。監視カメラに気付くなんて。 ｣

『 はは… 』

結城は本当に何考えてるのか分からないな。
ずっと笑ってるしなんか笑顔が怖いんだよこのひと

結城｢ どうやって気づいたんです？ ｣

『 え？何がですか？？ 』

とぼけよう！！
呆れてくれたのむ

結城｢ 監視カメラのことですよ。僕が見ていたと気付くなんてね。 ｣

『 ああ…それは… 』

なんて言えばいいんだろ…

『 ただの好奇心です。 』

結城｢ 好奇心？ ｣

『 私昔から好奇心旺盛で。第3子会社の幹部補佐になった時から、シャオロン様に同行してたんです。 』

『 監視カメラの操作部屋に連れてかれたんですよ。そこで、操作方法を教えてもらいました。

＿＿＿＿＿＿＿＿シャオロン様は、見ない時は監視カメラを切るんです。 』

結城｢ ほう…それで？ ｣

『 だから、なぜ監視カメラが起動しているんだろうと思って。…

監視カメラの操作部屋には、誰かいるんですが、結城会長が見てそうなので潰してもいいか聞いちゃいました 』

少し笑って話すと、
結城の顔は一瞬暗い顔になったけど、すぐに笑顔に戻った。


結城｢ そうでしたか。…まあ、僕も深堀はしませんよ。安心してください。 ｣

疑うなよ

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