スパイ、平和に暮らしたい。 【外見至上主義】

一垓会 第3子会社 11 ページ13

＿＿＿＿＿＿＿＿ 迫田 Side


迫田「ここにタッチするのか」

太嗣「それは違うと思います迫田さん」

迫田「じゃあこうか？」

タケ「おっ！動きましたね！」


エレベーターにて。
幹部のバッジを手に入れた迫田達は、ヴィヴィがいる最上階へと向かっていた。

正確には、迫田の目的は 羽柴悠心で、
NO.8についてヴィヴィに聞くために最上階に向かっている。

迫田「一垓会のエレベーターも大したことないな」

太嗣「まったくです迫田さん」

タケ「俺たちがホテルのエレベーターを乗りこなすなんて一垓会の連中もたまげますよ」

……たまげるまでは行かないと思うが。





＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ASide

『…えぇ…？？』

部下「ですから、ヴィヴィ様を守るための妃天会ですよ」

『あれが？』

見た目がちょっと受け付けないんだけど。
ヴィヴィにそんなのがあったとは ……


＿＿＿＿＿＿＿海外の大富豪という理由で、子供の頃から何度も危険な目にあってきたヴィヴィ

そんな彼女を守るために大富豪はある集団を作った

世界中でニュースとなったとある火災事件
その火災に巻き込まれた103人のこどもたち

大富豪はそのこどもたちを引き取り、ヴィヴィを守る兵器として育てるようシャオロンに命令した。

ﾋﾃﾝｶｲ
その名を 、 妃天会と言う。


『そうなのね…』

知らなかった。でも、ヴィヴィは面倒臭そうね。
麻 薬に手を出さずに、ホテルとクラブの経営を頑張っていれば潰されることなどなかったのに。

なぜ一垓会に？

ときになったけれど、私には関係の無いことだ。ヴィヴィが麻 薬を提供していたという事実だけで

私は第3子会社を潰す。

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