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「逃げられないでしょ?」


妖しく笑う彼はどこか官能的で、その魅力にドキッとする


「逃げ、られない、、、です//////」


「じゃあ、もっと、逃げれなくしてあげる」




そう言うと、彼は私の唇を食べるようにキスをする


攻めに攻められ、口内を激しく侵される


子供がいるというのに、彼はやめくれない




「んっ、、、、ふぁ、、はぁ、、、んん」


「はぁ、まって、、、やばい、、その顔は反則・・・・やめられなくなる」



再び裕太の顔が迫ってくると思った時____




ピンポーン ガチャ



「やっほー!遊びに来・・・・え?」


「バカ、北山。もし、玄関でチューなんかしてたらどうす・・・・え?」




いや、こっちが、え?なんだけど


裕太と二人で顔を見合わせるも、やけに距離が近い


いや、これやばい体勢ですやん


我に返り、バッと勢い良く離れる




「あー。悪いな、なんか、お取り込み中」


「ちょ、太ちゃん!ちがうからっ・・・」


「A、お前、そんな顔俺に見せんなよ・・・。俺の息子が・・・」


「ミツ先輩!!」




「あ!ふじがやと、ちび!!!」


「こら、高嗣!ちゃんと、さん付けなさい!」


「俺の、チビはいいのかよ」


「おまえらも、おれのらいばるだな!」


「そうだぞー。覚悟しろよ〜!」


「ぎゃー!ちびのくせに、たかいたかいじょうず!」



高嗣と北山先輩はリビングの方へ行ってしまった




「ごめんな、急に。でも元気そうで良かった」



私の傍を通る際、頭をポンポンと撫でてから、リビングへ向かった



「なっ!!ガヤさんもミツ先輩も侮れない・・・」


「何言ってんの。私は裕太だけだよ」


「ほんと?」


「ほんと。裕太しか男として見れない。」









「裕太、愛してるよ」



「俺も、Aのこと愛してる」



「おれもだよおぉぉ!!!!」







Fin

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作者名:たまっち | 作成日時:2020年3月18日 0時

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