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「生姜焼き定食二つー!」
「はいよー!」
大阪に来て、はや8ヶ月が経った
お腹も大きくなり、臨月へと入る
妊婦という身で大した労力にはならないのに、おばちゃんはこの食堂で働かせてくれる
注文を取ったり、お料理を運んだりするくらいならできるでしょって
カランコロン
「いらっしゃいませ!って太ちゃん!」
「よっ!たまたま外で営業あってさ。やっぱりどこの食堂よりもここが安くて上手いからな」
「あっらー、太輔君。顔だけじゃなくて性格もイケメンなのね〜」
「おばちゃん、褒めすぎ!こう見えて太ちゃん、天然でマヌケだから笑」
「そこがまたいいんじゃないの〜。かっこいいし、可愛いし、モテないはずないわ!」
「いやー、そんなことないですよ笑 モテませんし、彼女もいませんし・・・」
「でも、好きな人はいるのよね〜」
「ちょ、おばちゃん////ダメだって!」
「え、誰!?会社の人!?知らないの私だけ!?」
「お前は知らなくていいから!まじ黙ってろ!あ、おばちゃん、焼肉定食一つ!」
「はいよー!」
「え、今話逸らしたでしょ?ねぇ、誰々!」
「ほーら、Aちゃん、ご飯よそって!太輔君イケメンだから、特別に大盛りね!」
「ありがとうございます笑」
「太ちゃんのべーっだ!」
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作者名:たまっち | 作成日時:2020年3月18日 0時