71 ページ21
家の前にはすでに車が止まっていた
「よっ。お姫様はやはり時間がかかりますね」
「時間かけたから過去一、綺麗でしょ?」
「うん。今日は特にやばいわ笑」
助手席に乗り込むと、宏光さんの匂いがして、泣きそうになるのをぐっと堪える
「じゃあ、まずは横浜行きますかー!」
隣で運転している宏光さんは、やっぱりかっこよくて、ずっと隣で乗っていたいな、なんて思ってしまう
「さっきから、めっちゃ視線感じるんだけど笑」
「んー?ついつい、隣が輝いてたから笑」
「運転する俺、かっこいいだろー。まぁまぁ、横浜の景色でも見ててくださいよ。俺の運転姿なんていつでも見れるんだから」
「そうだね___」
ちがうよ、これが最後なんだよ
そう言ったら、俺の助手席はお前しかいないよ、なんでクサイセリフ言ってくれるかな
言ってくれる確率なんて0%なのに、そんな想像をして笑いそうになる
「運転してる宏光さんが好き」
「なんだその告白笑 運転してなきゃ好きじゃないみたいな笑 」
「そういう訳じゃないよ笑 好きの理由がいっぱいある中の一つだよ」
明日からはあなたに向かって言えない"好き"が、いつも以上に重く感じるのは気のせいかな
きっと気のせいじゃない
あなたと過ごしてきた時間と思い出が、今日の"好き"にはたくさん詰まっているからだ
262人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たまっち(プロフ) - nanacoさん» 初めまして、たまっちです!ご感想ありがとうございますm(_ _)m初コメですごく嬉しいです!今後もぜひ、展開を楽しみに読んでいただけると幸いです(o>ω<o) (2020年2月23日 2時) (レス) id: 94d0777d49 (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - 初めまして(*^^*) 今日ランキングで見つけて、ここまで拝読しました(TT) 不倫ものなのにドロドロしてなくて胸が苦しくなります(;ω;) (2020年2月20日 19時) (レス) id: d77fcd2775 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たまっち | 作成日時:2020年2月7日 22時