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・Lisa side・
さて、序盤から一気にここまで駆け上がってきたのはいいものの…。この先どうしたもんか…。
「悪いけど、あたし懐かないからね」
この通りAちゃんは相変わらず辛辣だ。
何からすればいいのか1人で悶々と模索しているところに、玄関の物音を聞き付けたのか自室からぞろぞろとオンニ達が出てきた。
JS「あんたね!帰ってくるなら連絡しなさいよね!」
LS「あれしなかったっけ?笑」
RS「ほんっと。人に心配かけるの得意だよねリサは」
JE「はいはい、みんな静かに。」
ふとAちゃんを見ると、微かに肩を揺らし怯えていた。それに気づいたジェニオンニがすかさず床に膝をついてAちゃんよりも低い態勢になった
JE「びっくりさせちゃってごめんなさい。1度会ったよね、顔くらいは覚えてくれてるかな?」
「…は、はい」
JE「良かった。私はキムジェニ、よろしくねAちゃん」
ジェニオンニに続いて他の2人も床に膝をつく
私はAちゃんの横で腰を下ろした
RS「私はパクチェヨン。仕事ではロゼって呼ばれてるけど本名はチェヨンだから、Aちゃんが良かったらチェヨンオンニって呼んでね!」
JS「私はキムジス。ここで1番お姉さんよ。」
「…どうも」
LS「私はリサね。ここのマンネだったけど、今はAちゃんがマンネだよ」
「…」
LS「今日からここが、Aちゃんのお家だからね」
名前くらいは覚えてくれるかなぁ、とAちゃんを見れば一瞬目が合って、けど直ぐに逸らされてしまった。
下を向いてしまったAちゃんに私たちはどうしようかと顔を見合わせる。全員Aちゃんより低い態勢をしているけど、急に大人に囲まれたこの状況はこの子には恐怖を感じるかなと思い私以外のオンニ達は少し距離をとった
LS「どうしたの?」
「私は……」
顔を上げたAちゃんの目は
「お世話になる気はないので、馴れ合うつもりもありません」
酷く冷たかった
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夢 - 更新楽しみにしてます!! (5月31日 23時) (レス) @page25 id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます🥹ぼちぼち書いてるので気長に待っていてください😌 (2023年4月14日 22時) (レス) id: 99e7b95db2 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 真理さん» ありがとうございます!!更新がんばります^^ (2023年4月14日 22時) (レス) id: 99e7b95db2 (このIDを非表示/違反報告)
夢 - 面白いです!!これから主人公がどうなってくのか気になります!! 続きが読みたいです!! (2023年4月11日 23時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 面白いです。これ。 (2023年4月7日 20時) (レス) id: 211f054fc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:侑 | 作成日時:2020年9月15日 21時