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・12・ ページ12

・Lisa side・







ある程度Aちゃんを招き入れる準備が整って

やっと彼女を迎えに来れた




1週間ぶりに会ったAちゃんは、

んーやっぱ怖い顔してる。。。

見るからに私を嫌いってオーラがダダ漏れていた








で、でもそんなの気にしないもん…っ!!!









色々と難しい書類を書き終えて
Aちゃんには施設の職員さん達に挨拶させて

最後にユンさんにお別れの言葉







ユン「では、元気でねAちゃん」







ユンさん、ちょっと涙目になってる…
お別れするは寂しいもんね

Aちゃんも寂しいって思うのかな?









『気が楽?』

ユン「…え?」

LS「?」









Aちゃんを見るとユンさんを嘲笑うかのように見つめていた









『血の繋がりも何もない赤の他人の子供の面倒なんか最悪だったでしょ?それに私がいなくなって仕事が楽になるんじゃない?』


ユン「そんなこと、」


『思ってるでしょ?言う事聞かなかったもんね私。その涙ってさ、”あーやっと世話しなくて済む”っていう涙なんでしょ?』


LS「やめなさいAちゃん」


『部外者は黙ってて』


LS「じゃあ黙れないかな」


『は??』


LS「だってもう私はAちゃんの里親になったもん。ね、部外者じゃないでしょ?」









そうだよね。そういう大人たちを見て、育っちゃったんだもんね









LS「例え血の繋がってない” 他人同士 ”だったとしても、違う物で繋がってるんだよ」


『は?なにそれ笑』









貴方の目にはどんな風に大人が見えてるんだろう

貴方は一体どれだけの深い傷を負ってるんだろう

貴方は何回、大人を信じようと思ったのかな









LS「Aちゃんが言うこと聞いてくれなくても、ユンさんは最後まで諦めなかったでしょ?」


『…』









何回、大人に裏切られてきたんだろう
数え切れないんだろうな









LS「ユンさんも何度も苦戦したと思う」



ユン「…。」



LS「でも諦めなかった。それはユンさんがAちゃんを愛してる証拠。Aちゃんは愛されてたんだよ。だから他人のようで他人じゃないし、ユンさんとAちゃんには血とは違う繋がりがあるの」



『意味分かんない、知らないよ、そんなの』



LS「知らないなら教えてあげる」









ユンさんから私にバトンタッチ

今度は私がAちゃんを
沢山愛してあげる番だ

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- 更新楽しみにしてます!! (5月31日 23時) (レス) @page25 id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 夢さん» ありがとうございます🥹ぼちぼち書いてるので気長に待っていてください😌 (2023年4月14日 22時) (レス) id: 99e7b95db2 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 真理さん» ありがとうございます!!更新がんばります^^ (2023年4月14日 22時) (レス) id: 99e7b95db2 (このIDを非表示/違反報告)
- 面白いです!!これから主人公がどうなってくのか気になります!! 続きが読みたいです!! (2023年4月11日 23時) (レス) id: b05a1258a4 (このIDを非表示/違反報告)
真理 - 面白いです。これ。 (2023年4月7日 20時) (レス) id: 211f054fc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年9月15日 21時

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