プロポーズ。 *Kazunari* ページ43
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夕飯を食べ終えて、
リビングで2人でまったり。
俺が早く帰ってこれる日はね。
ゆっくりしてるかな。
たまにしかないんだもん。
ありがたいけどね。
ソファーとリビングテーブルの間に座って
テレビを観るAと
その後ろで抱きしめる体制の俺。
肩におでこを乗せて
緊張気味。
だって今から大変なことするんだもん。
プロポーズね。
緊張しない方がおかしいんだって。(笑)
ふぅ…。
「ねぇ、A？」
A「なーに、」
「今日何の日？」
A「付き合って３年目の記念日」
「そうだね。」
A「和くん覚えててくれてたんだ。」
「覚えてるよ。」
そりゃね。
A「なんか嬉しいね。」
「…そうね。」
A「…どうしたの？元気ない？」
「よーく聞いてよ。」
A「…う、うん。」
.
ずっと君といたいからさ。
.
「これからさ、俺頑張るからさ、」
君の笑顔を見てたいからさ。
A「…え、、？」
「ずっと一緒にいたいのよ、俺」
嬉しいときに
A「…え、」
一番君に伝えたいと思うし、
一緒に喜びたいし、
「そろそろかなって思うんだ。」
辛いときに
A「そろそろって…」
「将来のことだよ。俺らの。」
一番君に慰めて欲しいし、
一緒に泣きたいし、
A「それ…もしかして、」
「…分かった？」
A「…え、ほんとに…？」
大好きな君に笑ってて欲しいから。
「ほんとだよ。」
すると俺は君をソファーに座らせて
ひざまづいて小さな箱を開けた。
「俺と、結婚してください＿＿__」
A「ｸﾞｽﾞｯ…
こんな私でよければ
…よろしくお願いします＿＿＿_」
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ずっと聞きたかったこと。 *You*→←日常会話 *sideなし*
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作者名：優香 | 作成日時：2017年3月28日 22時
