知ってる。 *Ayano* ページ36
.
.
…なるほどね。
結婚か、
二宮さんはAと真剣に一緒になりたいことを考えてる。
私と翔はそれを全力でサポートする。
2人が幸せになってくれたら。
それだけ。
「結婚とか考えてる？」
絶対成功すると思う。
A「ふふっ、憧れるよね結婚って。
一番大好きな人とさ。
……でも、和くんには立場ってものがある。
こんな我が儘言ってられないじゃん。」
…だからこのままで十分幸せだよ。
そう言い放ったAの瞳はちょっと揺らいでて
今にも泣き出しそうに切なそうだった。
…違うよ。二宮さんは。
「ねぇ、A」
A「…ん？」
「二宮さんがどう思ってるか、知ってるの？」
A「知らないよ。でも、」
「二宮さんは軽はずみにAと付き合ってないよ。」
A「…なんで」
「あの人はAのこと、好きなの。大好きなの。」
A「、彩乃」
「だからね、初めて会ったときに惚れてなきゃ、再開したとき、覚えてるはずないの。」
A「彩乃…。」
「二宮さんはAのこと幸せにしてくれる人なんだよ。」
彼女は、好きだけじゃ足りないくらい好きな相手に捨てられるかもしれないという不安を隠して過ごしてた。
でも、分かるよ。
2人がお互いを好きすぎるってこと。(笑)
みんな呆れるくらい、好きすぎること。
だから、幸せになるんだよ。
ね、
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 281人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：優香 | 作成日時：2017年3月28日 22時
