モストロラウンジがデリバリーを始めたらしい。【ツイステ】 (ページ32)

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少し肌寒いテラスの方へと移動すると、ガラスのテーブルと椅子に月が映えていて少し綺麗だった。

「…ここに居たんですね。

イデアくん、レオナさん」

…ダディからレオナさんが来る事は聞いていた。

「遅れてですが、カリムさんも来るそうですよ」

…あっ、

「…お酒」

ここは暖かい日に外でお茶を楽しむためのところなんですけどね。

「俺は成人してるからな、」

「…早く卒業したらどうですか？」

「はっ、余計なお世話だ」

…正装のレオナさん、イデアくんを見ていると普段からそうしてればいいのにと思う。

「顔面は、良いんですよね～」

「…頭おかしいんじゃないの」

「喧嘩売ってるんですか？？？？？」

…鼻高いし、肌綺麗だし、目元も…

「A！遅れてごめんな、先約があって…」

「…カリムさん。いえ、此方こそ…お伝えするのが遅くなったようで…。申し訳ない。

ジャミルさんも、時間を作るのは大変でしたよね。

すみません…」

「いいや、良いんだ。友人からの誘いだ、受けるさ。

…それに、商売も申し分ないからな」

にや、とジャミルさんが笑った。

うわ、性格悪い。

「…僕が気に入ってるんですよ。熱砂の国の茶葉…」

味が濃い目で、…トロピカルって感じがするんですよね。

向こうでしか取れないものもあって、茶の効能も良い。

「そうか！俺もお茶、好きだぞ！」

「カリム、一旦当主に挨拶を。

…また後でな」

「…はい」

カリムさんとジャミルさんも、正装かっこいい。

…僕も、それなりにかっこつけてきたんですけど。

「「「「(かわいい…)」」」」

多分、

皆さん僕のこと大好きなので(自覚済み)可愛いって思ってるんだと思います。(正解)