モストロラウンジがデリバリーを始めたらしい。【ツイステ】 (ページ26)

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「嘘つき。」

「…はい？」

咄嗟に言われて、頭が追いつかなかった。

…嘘？

「…A、大丈夫って言う時は大体大丈夫じゃないよね。」

「…、…そう、ですね、

…貴方には、…敵いません、」

「…おばさん、前よりも窶れてた。それに、少し細くなったんじゃない？相変わらず綺麗な人だけどさ、」

「…、…マミーは、…どうせ死ぬんだから、最後くらい自由でいたい。そう言ってます。」

「…Aは、…それでいいの？」

「いいわけないでしょう！！」

「…、…じゃあ、」

「…ずっと、生きていて欲しいです。僕のそばにいて欲しい。…でも、

…無理でしょ、」

…だから、せめて、最後くらいは自由に、楽にしてあげたい。

「…おいで、」

「…、…っ、」

腕の中へ飛び込むと、涙が一粒、そして、それを許すとふた粒、三粒とどんどん止まらなくなった。

「ぼく、…大好きなのに、…やつれたあの人は、…もう、

…見たくない…、」

「…、僕が、いるから…」

「…う“、…っう”、ぅ、…っ、」

神様、神様。お願いです、

これが、僕の、一番のお願いです、

なんでもします、

…どんなに、どんなに酷いことも、汚いことも、喜んで、なんでもします、

だから、…だから、どうか、

これ以上、僕のものを奪わないで、

「…、(A、…A、もう泣かないで。苦しまないで。

…僕が、君の一番そばにいてあげるから。)」