モストロラウンジがデリバリーを始めたらしい。【ツイステ】 (ページ3)

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「うぅ、ひっ、見てる、みんな僕を見てるぅ…」

「見てません。僕だって、

外に出るの久しぶりすぎて生まれたての子鹿状態ですよ。」

見なくてもわかる。ぷるぷる、と震える足。

「だっ、大丈夫？Aさん、」

「しにそう」

みんなが物珍しそうにこちらを見ていた。

そりゃそうでしょう。

何てったって、イグニハイド寮生ですからね！！！

めったに見ないですもんね！！

僕だってできれば外出はしたくありませんけど、監督生さんと約束をしてしまったので、仕方がなく…、

頑張れ僕！

オンボロ寮までの辛抱です！！！

「わっ」

ドン、と誰かにぶつかった。

うっひょう、もう死にそうです。

「あ“…？」

「れっ、

おな、さんっ、でしたか！！」

あー怖い。

知らない子にぶつかってたら僕の所持金がなくなるとこでした…、

「…お前ら、珍しいじゃねぇか。仲良くお散歩でもしてんのか？」

少し嘲笑うように言った。

「僕は貴方のそういうとこは嫌いです。心の底から。」

「殴るぞテメェ。」

すると、レオナさんがすん、と僕の匂いを嗅いできた。

「…匂う、」

「は？」

何て？

そう一言言うと、ざり…、と獣人特有の鋭い舌で首を舐めてきた。

首、鎖骨、腕、手、頬、

僕がいくら抵抗しても色んな所を舐めてきた。

首元をがぶがぶと噛むと、最後にはその鋭い牙で僕の首を思いっきり噛んだ。

…噛んだ？

…かん、だ、…っ

「いっっっってぇ！！！！」

何すんですかこの野郎！！

いった！！！！痛い！！！！

「れっ、レオナ氏！？何やってんの！？」

「…マーキング、」

「！…何それ、…大体、こんなうるさい奴のどこがいいわけ？」

「それには俺も同意だ。」

二人はしばらくそのまま僕の悪口で盛り上がっていた。

「お前らぶっ飛ばしますよ？？？？」

て言うか痛い！！！！