とあるブラック本丸には子供がいる。【刀剣乱舞】 (ページ32)

今日:11 hit、昨日:76 hit、合計:73,194 hit

３１、ページ32

『…』

…そっかぁ…、

家族、…増えるのかぁ…、

『…ふふ、…へへ…、』

…そう考えただけで頬が緩む…、

清光「？なんで笑ってるの？あ、主みかん食べる？」

『たべるー！』

清光「んー、…はい、あーん」

すると、私の口の近くまで蜜柑を運んだ。

『あー、…、

…やっぱ、…いいや、』

清光「えっ、なんで、」

私は気づいてしまった…、

『…は、ずかしいから、…いいや、

じ、自分で食べる…』

清光「…そっか、」

『う、うん…』

しゅん、と清光の耳が垂れた様に見えた。

『あー！！！！やっぱ貰おうかなぁ！！！！』

清光「ほんとっ！！？じゃあ、主、あーん♡！」

『あ、あーん…、

お、おいしー！』

清光「ふふん♩」

『…はは…』

…清光、

本当に私のこと好きだなぁ。

…なんか嬉しい、

すると、小狐丸が部屋に入ってきた。

小狐丸「ぬしさまーっ！！」

『こぎつねまる、…おぉ、どうしたの、』

小狐丸「頭を、なでていただきたく！！」

小狐丸はずいっと頭を出してきた。

『えっ、あ、よ、よーしよし』

小狐丸「…♡」

『…心配かけて、ごめんね。』

小狐丸「…主さまが無事ならば、いいのです。

主さまを止める権利など、…、

主さまが息をして、楽しく生きてくだされば、それだけで、」

…おもいなぁ、

『…そっか。』

なんか、私の本丸、

私に甘い気が…、