２３、シンプルうるさい ページ24
「Aッ！！！！！！！」
うぉっ、
「驚かせるな…、シルバー」
「熱が出たと聞いたぞ。…大丈夫か」
温度差怖い…
「…マレウス先輩、もしかして心配してた？」
「ああ、今にも雷を落としそうなくらいにはな」
「なにそれこわい」
…何故だか分からないが、僕はマレウス先輩にすっごく好かれている。
ものすごく。
…そうだな、どのくらいと言うと…
毎月一回は大きな贈り物をしてくるくらい。
あと手紙(１２通)もそえて届く。
「リドルも居たのか」
「そろそろお暇するよ。
…それじゃあお大事に」
そう言ってリドルは保健室を出た。
「…伝言だ。
“ 今度お前の元気な顔を見せてくれ。僕の生きる源になる ”」
「…あー…じゃあ、こう返してくれ。
“ 気が向いたら向かいます ”」
「…そうか…。
…お、…おや…親父殿の…手作りクッキーが…あるから…、
その、…早めに救済にきてくれると…ありがたい…」
シルバーは半泣きだった。
「…が、頑張る…」
「頼む…」
…僕も一度だけヴァンルージュ先輩の手料理を食べたことがあるが、
あれは…思い出したくない味だ。
何をどうしたらあの味になるのか、僕にもわからない。
料理は錬金術だというが、錬金し過ぎじゃないか。
シルバーにはグッドサインを送ろうと思う。
「A先輩っ！！！！なにっ、シルバーも来ていたのか…」
「…や、やぁ…ジグボルト…くん…」
「呼び捨てで良いと言っていますのに！！
A先輩はマレウス様の愛し子！！！僕も敬愛する他ありません！！」
まっぶし〜…
…ディアソムニア寮の奴らにはあまり絡みたくない。
というか、
僕が絡みたくなくても向こうから絡んでくるのは何故…
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こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» さっそく読ませていただきました〜！さにかん様の男主くんらしさも出ていて良かったです💕 (2023年2月2日 23時) (
レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - 書きました！ (2023年2月2日 14時) (レス) @page5 id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» 大丈夫です！確認取ってくださってありがとうございました💕楽しみにしています！ (2023年2月2日 12時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
さにかん(プロフ) - OKです 主人公くんは僕が書いている主人公でもよろしいでしょうか？ (2023年2月2日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - さにかんさん» 私のユーザー名や、この作品のURLまたは名前を乗せていただくのであれば可能です🙆♀また、作成した際には少し報告をしてくださると嬉しいです。それでもよろしいでしょうか？ (2023年2月2日 11時) (レス) @page1 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こゆんちゃん
| 作成日時：2022年11月7日 10時
