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暗い夜の中で一定の波の音だけが響いた。


「…、…お母さんの話聞く?」

「…そのつもりで来たでしょ?」

パパはまた少し黙ってから、話し始めた。


「…Aが4歳くらいの時。

…俺とママでAの誕生プレゼント準備しに街のスーパー行った日だった。


…Aにちょっと早めの誕生日プレゼントを渡して、

A寝ちゃったから二人で此処に来たんだけど…

…急に変な鏡が出てきて、沢山抵抗したけど…ママはどっかに消えちゃった」

「…」

…やっぱり。




「ママは、異世界からきた人なんだよね?」


「…うん。そう。

パパが高校二年生の時、ママがNRCに入ってきた」

「…、…教えてくれて、ありがとう」

聞いた話は想像よりももっと辛いもので、パパに少し同情してしまった。

…ううん、今、ここでハッキリさせなきゃ。



「…お父さんは、



…、……。

…、…ごめん、…言葉選んでたら…話になんない」

…喉に突っかかって、うまく出てこない。



「…だから、……正直に、言ってもいい?」

「…うん」


「…お父さんは、私じゃなくてママを見てたでしょ?」


パパは少しだけ顔を固くさせた。

…やっぱり、そうなんだ。


「…ごめんねぇ。パパも正直に言えば良かった」

パパは私の頭を撫でると、また口を開き始めた。

「…正直、そういう時もあった。

Aが大きくなるたびに似てきて、身長もすっかりママより大きくなった。


…でも、AはAでしょ?

料理上手なところも、意外と抜けてるとこも、ママにはなかったところ。


…不安にさせて、ごめんねぇ」

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こゆんちゃん(プロフ) - アイカさん» そんなになってくださってありがとうございます…!!少しずつにはなりますが、更新再開していきます!!応援ありがとうございます!! (6月14日 17時) (レス) id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
こゆんちゃん(プロフ) - ネクロ雪だるまを食べるさん» わぁ〜!!!ありがとうございます!!!ぼちぼちですが更新再開していきます…!!応援ありがとうございます😭 (6月14日 17時) (レス) @page19 id: 56b97daa9a (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - 大丈夫です、私は一生待ってます (2023年4月8日 18時) (レス) @page21 id: e5fba66b1e (このIDを非表示/違反報告)
ネクロ雪だるまを食べる - 頑張ってください!! (2023年4月3日 22時) (レス) @page21 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)
ネクロ雪だるまを食べる - 初コメ失礼します!!いつでも待ちますので!完全に元気になるまで僕は、ずっと応援してます!! (2023年4月3日 22時) (レス) @page21 id: e0abe8e0bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こゆんちゃん | 作成日時:2022年8月9日 10時

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