潜入 ページ10
主人公視点
大輔が言った通り、スカラビアの寮生達が洗脳されていた、無論ジャミル先輩のユニーク魔法で……だが。
立花「うぇ〜……ココ、昔潜入したとこにそっくりだよ〜…」
潜入…
『それだ！A！！』
立花「うぇ…？何が……？」
Aが言った言葉、潜入という言葉……そしてアズール先輩からの見解を聞きたい。
『アズール先輩、貴方からみてジャミル先輩はどうみえますか？』
アズール「……そう、ですね」
と、周りをみるように寮生の様子、そしてジャミル先輩の方へ目線が移動する。アズール先輩と私の意見が一致しているのであれば…
アズール「油断してますよ、彼は……そもそも彼処まで綿密な計画をたてていた人物と一致していない。……こんな廊下で喋りくっているのにタチバナ……さん達の大声にも気付かないほどに自分の世界に入っている……としか思えませんね。」
『アズール先輩もそう思います……？なら作戦は決まりですね。』
にやりと笑った私の顔に反応した私達の一族は同じような顔になるが、反対に4人はそれぞれの頭にはてなを浮かべた。
――――
―――
『文句を付けるなら出来るんですか？魔法しながらアクロバット……』
フロイド「オレ出来ると思う〜ユニーク魔法どっかに飛ばしそうだけど〜」
とケタケタ笑うフロイド先輩、そうだ反射の魔法だから、うまーく反射させないとこっちに攻撃が回ってしまいそうだ……
アズール「だとしても、この4人でジャミルさんの対面は……」
静「何言ってるんですか？私もいますよ、アクロバットは少々苦手でして、私も対面の方が得意ですし。」
と淡々と言うが、あぁ、そうだった。静姐さんの戦い方をみたこと無いんだった。
『静姐さんが対面なら問題ないですね、ならどう引き剥がすかはこっちで何とかします、アズール先輩達、よろしくお願いします。』
と深々と礼をするとAも同じ様に、礼をする。まぁ、仕方ない。
アズール「こんなの……ぶっつけ本番も同じじゃないですか……何が計画だ…」
『……計画にアクシデントは付き物、特にあのオーバーブロットです、綿密な計画ほどボロが出やすいんですよ。ある程度、順序立ててこうなったらこうしようでっていう戦い方の方が、合っていますよ。特に……アズール先輩みたいに何事も考えてしまう人なので、ジャミル先輩は……』
ジャミル先輩はアズール先輩と殆ど同じだ、だけども境遇、考え方は違うが……計画のまとめ方がそっくりだ。
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黄(プロフ) - 今年はありがとうありがとう！！5章の構成で悩んでいるので更新が止まっておりますが、来年もぼちぼち更新できたらいいなと思います。今回はライン風ないですが天丼も良くないなと思いコメントしております。来年もよろしくお願いいたします。黄 (12月31日 23時) (
レス) id: 6637c37550 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黄 | 作成日時：2023年5月11日 1時
